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ワークこだわりの最新ホイールとは? びっくりするほど細かいデザイン処理が施されていました

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤亮太(SATO Ryota)

  • 大阪オートメッセの出展は4年ぶりとなるワーク
  • BMW「M3コンペティションM xDriveツーリング」の両サイドにGNOSIS CVFホイールとZEAST STXホイールを装着
  • BMW「M3コンペティションM xDriveツーリング」にZEAST STXホイールを装着
  • 直線的なスポークとメッシュの組み合わせによるダブルデザインが採用された「ブルネン」
  • 美しい断面も切れ味のいい刃を想起させる造形の「ブルネン」
  • ワークの持つ様々な技術を注ぎ込み変わらない軽さを達成した「ZR7」
  • センターのナットホール外周のアンダーカットを施す「ZR7」
  • それぞれのスポークは鋳造の限界に挑むかのようにスリム化した「ZR7」
  • 「シュヴァート」ブランドの泉や噴水の意味を持つ鋳造2ピース「ブルネン」
  • 「エモーション」ブランドの軽量を謳い文句にしたツインスポーク「ZR7」
  • BMW「M3コンペティションM xDriveツーリング」の両サイドにGNOSIS CVFホイールとZEAST STXホイールを装着

4年ぶり出展! ワークのニューモデルに注目

2024年2月10~12日にインテックス大阪で開催され、入場者が21万人を超えた「大阪オートメッセ(OAM)2024」。有名メーカー&プロショップの新作パーツやデモカーが勢揃いし、国内外から会場を訪れたギャラリーの目を楽しませる3日間となりました。そのなかから4年ぶりにブースを出展した、ワークのニューモデルを厳選して紹介します。

発色にこだわったカラー展開

ニューモデルの最初のひとつは、ドイツ語の剣に由来するブランド「シュヴァート」から、泉や噴水の意味を持つ鋳造2ピースの「ブルネン」を取り上げたい。鋭利さと柔軟さという相反する言葉の組み合わせに、矛盾や疑問を感じてしまう人がいるかもしれない。それを解消するため、まず天面をじっくり見てみよう。

鋳造ならではの細さは剣という表現が相応しく、美しい断面も切れ味のいい刃を想起させる造形だ。なお天面は2Rという見た目には直角とあまり変わらない細さで、この1点からもシュヴァートの名を冠するに十分な資質を持つといえる。一方のブルネンは立体的な造形のスポークを、地下の深くから湧き出す泉に例えてのネーミング。直線的なスポークとメッシュの組み合わせによるダブルデザインで、高低差を大きくしコントラストを強めているのも大きなポイントだ。

カラーも発色にこだわったシルキーリッチシルバーとブリリアントシルバーブラックを用意し、リムアレンジやカスタムオーダープランといった各種オプションを選択することも可能。サイズは19~22インチが用意されている。

走りを極めたい人へオススメの一品

もうひとつは「エモーション」ブランドから、軽量を謳い文句にしたツインスポークの「ZR7」だ。従来のエモーションでは10本スポークを持つ「ZR10」が最軽量モデルだったが、コチラは7対のツインスポークで合計14本という不利な形状にもかかわらず、ワークの持つ様々な技術を注ぎ込み変わらない軽さを達成したというから恐れ入る。

リムとの接点が多いツインスポークは剛性の面で有利なため、それぞれのスポークは鋳造の限界に挑むかのようにスリム化。またセンターのナットホール外周のアンダーカットなどにより、軽さとシャープなルックスを巧みに両立させた点も注目に値する。さらにスポークをリムフランジのギリギリまで伸ばすことで、視覚的な大径感をアピールするなどデザインに対しての妥協もない。サイズは17~19インチを用意する。

カラーはグローガンメタ/マットブラック/チタニウムホワイトの3つ、サイズによりウルトラディープテーパー/ディープテーパー/ミドルテーパー/セミテーパーを展開。ドレスアップ派は当然として、走りを極めたい人にもオススメの一品だ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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