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ルーフトップテントのメリット/デメリットとは? 実勢価格から実際に就寝する際の注意点を解説します

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: AMW/TOYOTA/HONDA

  • ルーフトップテントの種類は多岐に渡り、価格は10万円前後から50万円オーバーの贅沢仕様まで様々
  • 性能向上を狙ったさまざまなメカニズムが採用されるトヨタ ランドクルーザー250
  • オフローダーとしての基本性能を大幅に向上したトヨタ ランドクルーザー250
  • ルーフトップテントはメリットばかりと思いきや、デメリットもあるのでよく検討しよう
  • ルーフ上に就寝することで外部からの侵入がしづらく高い防犯性を確保できる
  • 驚きの価格と性能のホンダ WR-V。コスパ重視の人にはもってこい
  • ルーフに積んだテントを広げるだけでベッドスペースが確保できる手軽さが人気
  • ラダーを登ってテントに潜り込めばすぐに寝ることができるルーフトップテント
  • ルーフ上は風通しが良いのも大きなメリットとなり、寝苦しい夏の夜でも比較的快適に過ごすことができる

“陸路での旅”を意味する“オーバーランド”を語源とする

「オーバーランダー」とは“陸路での旅”を意味する“オーバーランド”を語源とし、本来はアメリカやオーストラリアにある広大な荒野をクルマやモーターサイクルを使って旅をするためのヘビーデューティな仕様を指すものです。しかし大陸ではない日本でも、キャンパーを中心にこのオーバーランダーに注目が集まっています。

日本ではスタイル重視のカスタムに

日本では空前のキャンプブームが吹き荒れ、その時勢に乗りSUVやミニバン、クロカン4WDなどをベースとしたキャンピング仕様が跋扈し、その延長線上に登場したのがオーバーランダーと呼ばれています。

オーバーランダーと呼ばれるモデルには確固たる定義はありませんが、イメージ的にはアウトバック(荒野)を旅するための仕様が施されているのが基本です。荒れ地や泥濘地での走破性を重視したハイリフト化を施し、オフロードタイヤとビートロックリング付きのホイールを組み合わせるのが王道。エクステリアではアニマルガードバンパーやガードパイプを装着し、荒野を旅する時にテントの設営が短時間で完了するルーフトップテントを装備していることも多いようです。本格オフロードモデルのキャンピング仕様と言えば分かりやすいかもしれません。

しかし、残念なことに舗装が行き届いた日本では本格的なオーバーランダーが活躍できる場所はなく、オーバーランダーはスタイル重視のカスタムになっています。その主たるものが屋根上に積まれたルーフトップテントであり、数多くのメーカーが独自のギミックを投入したアイテムをリリースしています。

世界中を席巻した新型コロナの影響もあり、ホテルや旅館での宿泊が制限され、家族単位で外部と接触することなく過ごせるキャンプが爆発的に流行したのは記憶に新しいと思いますが、キャンプ場でテントを設営することが面倒だと感じた人たちが「車中泊」へとスライドしていきました。

しかし車内に宿泊するためにはベッドを組み立てる必要があり、持ち込んだ山のような荷物をどうするのか問題に頭を悩ませることに……。その結果、車中泊からルーフトップテントを利用した車上泊へと辿り着き、車内にベッドを設える面倒や荷物の積み直し問題から解放されたのです。

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