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鈴鹿サーキットに「Honda RACING Gallery」がオープン! ホンダがF1初出走してから60年の歴史を常設展示で体感しよう

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)

企画展示エリアは常時予約不要で入場定員もなし

館内は黒を基調とした内装で統一されており、展示マシンにスポットライトを当てることで、F1マシンやそのエンジンの造形美を堪能することができる。余分な光がないため、陰影が鮮やかで、スマホで撮影しても機能美のわかりやすい写真が撮れるのがうれしいところ。

また、1階の常設展示エリアは30分単位の入替制(入場定員100名)となっているので、入場者がマシンの背景に立ってノイズになってしまうことも少なく、ゆっくりマシンを眺めたり、撮影したりしやすく配慮されているのも新しい試みとなっている(その代わり、F1開催期間など特定日は、1階常設展示エリアへの入場に事前予約が必要)。

ちなみに、この1階常設展示エリアのテーマは「Honda F1 勝利への系譜」。メインホール中央の、1965年のメキシコグランプリで初勝利を飾ったホンダRA272からはじまり、ウィリアムズ ホンダFW11B、マクラーレン ホンダMP4/5、さらに2021年にマックス・フェルスタッペンがドライバーズチャンピオンを獲得したレッドブル レーシング ホンダRB16Bまで、1960年代、1980年代、1990年代、そして2000年以降の各時代を象徴するホンダのF1マシンをずらりと展示。

それらのマシンの背面には、各マシンを象徴する数字を大きなパネルで表示し、その数字を起点に勝利のストーリーを楽しめるような展示となっているのも興味深い。日本グランプリ期間中の3日間(決勝走行時間帯を除く)は、事前予約で一杯になり、キャンセル待ちが出るほどで、多くの人で賑わっていた。

一方、地下1階は企画展示エリア。こちらは常時予約不要で、入場定員も特になし。

6月中旬までは、「Honda F1 日本人ドライバー」がテーマの企画展となっており、ホンダとともに戦った日本人F1ドライバーにフォーカスしている。展示エリアには、ロータス ホンダ100T、スーパー アグリ ホンダSA07、スクーデリア アルファタウリ ホンダAT02の3台の勇姿があった。夏以降は、SUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ選手権、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどのレーシングマシンを展示する予定もあるとのこと。レース観戦やレジャー等で鈴鹿サーキットを訪れたら、ぜひとも立ち寄りたいスポットだ。

■Honda RACING Gallery 概要
・年齢制限:なし
・入場了:無料 ※鈴鹿サーキット入場料(レース開催日は観戦券)が別途必要
・定員:100名 ※特定日の1F常設展示エリアは30分単位の入替制
・受付:特定日の1F常設展示エリアへの入場は要事前予約。B1企画展示エリアは常時予約不要
・予約受付:鈴鹿サーキット公式ウェブサイト
・所在地:三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキット内
・営業時間:10時〜17時 ※季節によって変動あり

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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