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90年以上あるマセラティのオープンカーの歴史を3分で振り返る。ヘンリー・フォード2世をして「美しい」と言わしめたクルマとは?

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TEXT: AMW  PHOTO: MASERATI

未来への新たな一歩となるフル電動オープンカー

1980年代、マセラティは180ps V6ツインターボによるターボエンジンを導入し、最高速度は215km/hを超えた。「ビトゥルボ スパイダー」はザガートによって開発され、ホイールベースを2400mm縮めることで2シーター(リアに折り畳み式の2座席を装備する)に変身させた。このクルマは1984年に発売され、1994年まで進化を続け、10年間で3000台以上を販売した。

マセラティは2000年代に入ってフェラーリの傘下に入り、オープンカー「スパイダー」の生産を再開した。「スパイダー」は、「ミストラル」と「ギブリ」の歴史に再びつながる基本的な名称であり、このジャンルの重要なマイルストーンとなっている。「4200GT スパイダー」としても知られる「スパイダー」は2001年に登場し、豪華なインテリアで390ps、最高速度283km/hを発揮するパワフルな4244cc V型8気筒エンジンを備えた、洗練されたクルマとして発表された。

そして2009年に「グランカブリオ」を発表。ピニンファリーナによってデザインされた「グランカブリオ」は、パワフルなV8エンジンと最先端技術によってイタリアンスタイルとエレガンスのエッセンスを体現し、ドライビングプレジャーと妥協のないパフォーマンスを両立させるというマセラティの取り組みのシンボルとなった。

2024年2月に発表された新型「グランカブリオ」は、3.0L V6ツインターボのネットゥーノエンジンを搭載していたが、新たに登場した「グランカブリオ フォルゴーレ」は、このクラス初のフル電動オープンカーであり、未来への新たな一歩となる。

AMWノミカタ

マセラティはオープンモデルがスタートした当時から、「美しさ」と「パフォーマンス」を高い次元でイタリアらしく両立させてきたブランドだということがわかる。サーキットでも公道でも、そして長距離ドライブでも常にドライビングの歓びをもたらすだけではなく、理想的で流行に左右されない自然な美しさを持つデザインは、ずっと時代を超越した存在であり続けるだろう。

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