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ポルシェ964型「911」のレストモッドはおよそ8000万円!「テオン・デザイン」のセンスで実現した「タルガ」とは

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: Theon Design

  • テオンによるタルガの完全オーダーメイドのインテリア
  • ダッシュボードにはテオンのロゴが入る
  • 6速MTの組み合わせでカスタマーにデリバリーされる
  • ダッシュボードにはテオンのロゴが入る
  • レトロ調なデザインがされている
  • メーターもクラシカルな雰囲気だ
  • アルミパーツを多く採用している
  • スマホスタンドが純正で採用されている
  • アルミパーツを多く採用している
  • インテリアの素材はすべてカーボンで軽量化を図っている
  • ツーリング・シート・オプションが装備されている
  • シートはセミバケット式を採用
  • 豪華な本革で包み込む仕様となっている
  • ミラーは砲弾型を採用
  • 928からインスピレーションを得たリア・バケットシートも備えられている
  • ブレーキキャリパーも同色となっている
  • 細部まで美しく仕上がっている
  • 最先端のテクノロジーと製作プロセスを融合させた、まさにカスタマーのポルシェ911に対する夢を実現させたモデルだ
  • 4Lの水平対向6気筒自然吸気エンジン、6速MTの組み合わせでカスタマーにデリバリーされる
  • ドナーカーの964型911カレラ2タルガは、ホワイトボディとなるまでペイントを剥がされ、レストアが行われる
  • 折りたたんだ後にフロントの「フランク」にぴったりと収まるキャリーバックに収納できるように設計されている
  • 左右のドアがスチール製であるほかは、すべてがカーボン製
  • GBR003のウエイトは、ガソリンやすべてのオイルを搭載した状態で1228kg
  • ヘッドライトはLEDを採用
  • 3Dデザインのソフトウエアでモデリングされたため、完璧なフィッティングが実現した
  • GBR003のウエイトは、ガソリンやすべてのオイルを搭載した状態で1228kg
  • ボディは左右のドアがスチール製であるほかは、すべてがカーボン製を採用
  • 4Lの水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載
  • GBR003のウエイトは、ガソリンやすべてのオイルを搭載した状態で1228kg
  • Cピラーには「targa」の文字も
  • トランクには専用のバッグが収まる
  • サイドプロポーションも美しい
  • エンジンにはファンネルを採用
  • フロントフードにはポルシェのエンブレムを採用
  • インテリアは細部まで美しく仕上げられている
  • 豪華な本革で包み込む
  • テオンのメーカープレートが入る
  • リアに搭載される水冷水平対向6気筒エンジンは、4Lにまで排気量を拡大したもの
  • 製作には18カ月の時間が必要だ
  • テオンGRB003

製作には18カ月の時間が必要

イギリスのオックスフォードシャーでポルシェ「911」(964型)をベースに、最新の技術を使いオーダーメイドモデルを製作するテオン・デザインから、最新作となるオーダーメイドモデルが発表されました。最大の特徴は、今回のカスタマーがタルガトップボディを選択していることで、テオン・デザインでは「GBR003」のコードネームが与えられ、開発が進められた1台です。

ベースモデルは数千時間をかけて丹念にレストアされた

これまで製作されたテオン・デザインの作品と同様に、GBR003もオール・カーボンのボディを採用。4Lの水平対向6気筒自然吸気エンジン、6速MTの組み合わせでカスタマーにデリバリーされる。

ワンオフのパステル・ブルーとリコリス・レザーで仕上げられたキャビンを持つタルガは、彼らが持つデザインとエンジニアリング能力、手作業による豪華な装飾。そして最先端のテクノロジーと製作プロセスを融合させた、まさにカスタマーのポルシェ911に対する夢を実現させたモデルともいえる。

GBR003はテオンの伝統である細部へのこだわりとレーザー技術を駆使したエンジニアリングの厳密さによって、一切の妥協なしにオープントップモデルの、スリルを提供するモデルに仕上げられたのである。

GBR003がテオンの特長である流麗さとコントロール性を確実に発揮できるよう、開発チームは特注のカーボンファイバー製強化ブレースシステムを開発し、それをシャシーのフロアに接着することで、最小の重量増でねじれ剛性を大幅に向上させることに成功した。

一方ドナーカーの964型「911カレラ2タルガ」は、ホワイトボディとなるまでペイントを剥がされた後、テオンの情熱的な技術者によって数千時間をかけて丹念にレストアされた。そのボディは左右のドアがスチール製であるほかは、すべてがカーボン製とされ、3Dデザインのソフトウェアでモデリングされたため、完璧なフィッティングが実現した。参考までにこのGBR003のウエイトは、ガソリンやすべてのオイルを搭載した状態で1228kg。これは以前製作されたテオンのクーペモデルよりもわずか60kg増という数字だ。

床下に、前で触れた強靭なカーボンファイバー製強化ブレースシステムを持つGBR003だが、その効果はやはり特筆すべきものだ。このきわめて高いねじれ剛性を持つ基盤の恩恵で、テオンは名高いクーペモデル並みの正確なハンドリングを、このGBR003で再現することができたのだ。GBR003にはまた、5段階の切り替えが可能なトラクティブ・アクティブ・コントロールド・エレクトロニクス(ACE)ダンピングシステムも標準装備され、優れたダイナミック性能が発揮されるという。

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