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「ちょっと直せば乗れるよ!」から13年…「ミニ トラベラー」でドロ沼に! 英国から持ち帰ってボディ以外は全てDIYで仕上げました

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

当時のパーツを使用しオジリナルに近づける

「基本的に1960年代のパーツを使い、オリジナルの状態に近づけるようにしています。ほぼフルレストアなので、ほとんどの部分に手が入っていますね。やはり、自分で組んだクルマにナンバーが付き、初めて運転したときの感動はいまも忘れられません。これまでのトラブルは高速道路でのエンジンストップ1回のみ。でも、これはイグニッションコイルの配線の端子外れという初歩的なものだったので、意外と壊れませんね」

現在はミニ トラベラーの他に、希少なM2「1001」(1992年式/2022年購入)とフィアット「500 アニベルサリオ」(2018年式/同年に購入)を所有しているという“marron_mini”さん。

「私にとって、クルマは相棒ですかね。60年前の非力な大衆車の運転席に座り、アレコレ考えながら走らせていくこと、ナガモノ仲間と交流することが楽しみです。早いものでレストアしてから10年なので、近々エンジンを降ろし、オイル漏れを含め、各パートを修復したいと考えています」

“marron_mini”さんにとってミニ トラベラーは1/1スケールのプラモデルのような存在なので、これからも気になる部分をコツコツ刷新していくはずだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
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  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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