クラシカルでキュートなフェイスが気に入って購入
2024年10月12日に静岡県熱海市の長浜海浜公園 芝生広場で開催されたACJ熱海HISTORICA(ヒストリカ)G.P.meeting2024(オートモビル・クラブ・ジャパンが主催)。さまざまなクルマが集まる海沿いのイベントで、個性的な趣味車とオーナーを取材してきました。今回はダイハツ「ミラジーノ ミニライト」を紹介します。
もともとはメルセデス・ベンツを愛用していた
「現在、2008年式のダイハツ ミラジーノ ミニライトと5速MT仕様のスバル サンバートライDXを所有し、以前ホンダ トゥデイに乗っていたこともありました」
オーナーの岬 瑛二さん(70代)は、かつてはメルセデス・ベンツ製セダンの愛好家だった。岬家とメルセデス・ベンツの付き合いは長く、1975年にタテ目の「280S」を購入したことがその始まりなのだという。
3年落ちの良質車だった白い280Sをファミリーカーとして迎え入れて以降、岬家ではつねにメルセデス・ベンツのセダンを愛用。参考までに車名の一部を列記すると、「300SEL 3.5」、「450SEL」、「190E 2.5-16」、「190E 2.0スポーツライン」、「190E 2.5-16エボリューション」(190エボII/愛息が使用)といったモデルが家族の足として活躍してきたそうだ。
そのような車歴の中で、ひときわ目立つ存在である190エボIIは、190E 2.5-16を下取りに出して1998年に購入。この時点ですでに190エボIIは稀少で、なおかつコンディションがいい個体を見つけるのに難儀したそうだ。
また、岬さんは一時期ルノー「トゥインゴ RS レッドブル レーシングRB7」(30台限定車/ルノー・スポール スペシャリストディーラーから2012年12月に購入)を所有していたこともあるそうだ。
これまでの愛車と比較しても個性の面では遜色ない
「ブリティッシュグリーンマイカのミラジーノ ミニライトを買ったのは2023年7月のことで、クラシカルでキュートなフェイスが気に入って購入してしまいました。赤いミラーカバーもステキなんですよ。これまでに所有してきたクルマたちと比較しても個性の面では遜色ないと思います」
この赤いミラーカバーは外装色がライトローズメタリックのミラジーノ ミニライトから移植したもので、純正状態ではボディカラーと同色となる。ミラーカバーの色を変えるというワンポイントのドレスアップだが、奥さまが運転することもあるため、このライトローズメタリックが良いアクセントとなっているのだ。
「ミラジーノ ミニライトは2代目のミラジーノが誕生した当初から設定されていた最上級グレードで、専用のグリルなどを採用しています。そして、他のグレードは13~14インチのスチールホイールなのに対し、ミラジーノ ミニライトは15インチのアルミホイールが標準装備なんですよね。といったようにカスタムグレード感を楽しめるところがこだわりのポイントです」
ミラジーノ ミニライトでイベントに参加する機会も多いそうなので、どこかの会場でミラーカバーが赤い個体を見つけたら、それが岬さんの愛車だ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)