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メルセデス・ベンツ「190エボII」からダイハツ「ミラジーノ」へ乗り換え! メルセデス党だったオーナーが軽自動車にゾッコンになった理由とは?

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:「少々気になる部分があったのでボンネットのペイントを補修しました。今後、スポーツマフラーに交換したいです。クルマは生き甲斐で命なり」
  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:インテリアも他のグレードと差別化されており、本革巻きのステアリングを標準装備。スポーティかつシックで個性的なのだ
  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:強靱、軽量、安全という3つの基本理念を有するミニライトホイールを採用していることがこのクルマのハイライト
  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:初代では「ミラジーノ ミニライト スペシャル」という特別仕様車として発売されたが、2代目でカタロググレードに昇格した
  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:フロントに搭載されているエンジンは水冷直列3気筒DOHC12バルブで、最高出力は58ps/7600rpm
  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:外装色はブリティッシュグリーンマイカだが、ミラーカバーだけライトローズメタリックの物を移植している
  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:2代目ミラジーノの最上級グレードで、HIDヘッドランプとフロントフォグランプが標準装備となる
  • ダイハツ ミラジーノ ミニライト:ボディカラーは、ブリティッシュグリーンマイカ

クラシカルでキュートなフェイスが気に入って購入

2024年10月12日に静岡県熱海市の長浜海浜公園 芝生広場で開催されたACJ熱海HISTORICA(ヒストリカ)G.P.meeting2024(オートモビル・クラブ・ジャパンが主催)。さまざまなクルマが集まる海沿いのイベントで、個性的な趣味車とオーナーを取材してきました。今回はダイハツ「ミラジーノ ミニライト」を紹介します。

もともとはメルセデス・ベンツを愛用していた

「現在、2008年式のダイハツ ミラジーノ ミニライトと5速MT仕様のスバル サンバートライDXを所有し、以前ホンダ トゥデイに乗っていたこともありました」

オーナーの岬 瑛二さん(70代)は、かつてはメルセデス・ベンツ製セダンの愛好家だった。岬家とメルセデス・ベンツの付き合いは長く、1975年にタテ目の「280S」を購入したことがその始まりなのだという。

3年落ちの良質車だった白い280Sをファミリーカーとして迎え入れて以降、岬家ではつねにメルセデス・ベンツのセダンを愛用。参考までに車名の一部を列記すると、「300SEL 3.5」、「450SEL」、「190E 2.5-16」、「190E 2.0スポーツライン」、「190E 2.5-16エボリューション」(190エボII/愛息が使用)といったモデルが家族の足として活躍してきたそうだ。

そのような車歴の中で、ひときわ目立つ存在である190エボIIは、190E 2.5-16を下取りに出して1998年に購入。この時点ですでに190エボIIは稀少で、なおかつコンディションがいい個体を見つけるのに難儀したそうだ。

また、岬さんは一時期ルノー「トゥインゴ RS レッドブル レーシングRB7」(30台限定車/ルノー・スポール スペシャリストディーラーから2012年12月に購入)を所有していたこともあるそうだ。

これまでの愛車と比較しても個性の面では遜色ない

「ブリティッシュグリーンマイカのミラジーノ ミニライトを買ったのは2023年7月のことで、クラシカルでキュートなフェイスが気に入って購入してしまいました。赤いミラーカバーもステキなんですよ。これまでに所有してきたクルマたちと比較しても個性の面では遜色ないと思います」

この赤いミラーカバーは外装色がライトローズメタリックのミラジーノ ミニライトから移植したもので、純正状態ではボディカラーと同色となる。ミラーカバーの色を変えるというワンポイントのドレスアップだが、奥さまが運転することもあるため、このライトローズメタリックが良いアクセントとなっているのだ。

「ミラジーノ ミニライトは2代目のミラジーノが誕生した当初から設定されていた最上級グレードで、専用のグリルなどを採用しています。そして、他のグレードは13~14インチのスチールホイールなのに対し、ミラジーノ ミニライトは15インチのアルミホイールが標準装備なんですよね。といったようにカスタムグレード感を楽しめるところがこだわりのポイントです」

ミラジーノ ミニライトでイベントに参加する機会も多いそうなので、どこかの会場でミラーカバーが赤い個体を見つけたら、それが岬さんの愛車だ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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