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なぜ鉄仮面「スカイライン」が2200万円オーバー!? 鈴木亜久里/和田孝夫コンビで「JTC」で優勝した「RSターボ Gr.Aツーリングカー」そのものでした

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TEXT: 中村孝仁(NAKAMURA Takahito)  PHOTO: Bonhams

  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams
  • 15万〜20万ドル(邦貨換算約2200万円〜2960万円)で現在も販売中の日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」(C)Bonhams

1986年の全日本ツーリングカー選手権のチャンピオンカー

2025年1月25日、ボナムズがアメリカで開催した「The Scottsdale」オークションにおいて日産「スカイライン RSターボ Gr.Aツーリングカー」が出品されました。今回登場したシャシーナンバー「DR30-000069」は、1986年のJTCレース用にニスモによって仕上げられたマシンで、鈴木亜久里/和田孝夫の2人がドライブした車両でした。

GT-Rの名を持たないスカイライン RS

R30のコードネームを持つ日産「スカイライン」が誕生したのは、1981年のことだった。日本国内ではCMにポール・ニューマンを起用し、力の入れようが窺えた。直4(TIシリーズ)と、直6(GTシリーズ)エンジンを搭載した、いわばノーマル仕様のモデルに遅れること2カ月、日産はDOHC 16バルブヘッドを持つ直4エンジンを搭載した「2000RS」を追加した。

さらに2年後には、このDOHCユニットにターボを装着した「2000ターボRS」がデビュー。その時点で最高出力は190psを発揮し、過去最強のスカイラインとして登場したのである。つまり、4代目以降途絶えていた「GT-R」のパフォーマンスをも上回ったのだ。ではなぜこの最強のスカイラインにGT-Rの名を与えなかったのか。

当時主幹だった桜井眞一郎氏によれば、GT-Rは6気筒エンジンを搭載していなければならず、たとえDOHCでも4気筒搭載車にはその呼称が使えない、ということで「RS」となったそうだ。高性能のDOHCヘッドを持ったモデルのコードネームは、ノーマルのR30と同じではなく、DR30と呼ばれた。

FJエンジンの登場で再度レースシーンに復活

このFJ20E-Tと呼ばれた2L直4ターボエンジンは、デビューから1年後の1984年には、インタークーラーを装備して最高出力205psを発揮する。そして、3代目スカイラインで登場したGT-Rがレース史に残る50連勝を達成して以降、サーキットから遠ざかっていたのだが、FJエンジンの登場で再度レースシーンに復活する。

ちょうどその当時、グループA規則によるツーリングカーレースが始まるタイミングで、その年スカイラインは7代目のモデルに移行するモデルチェンジ期ではあったが、すでに開発の始まっていたDR30をベースに、このツーリングカーレースに参戦するのである。

当時ツーリングカーレースは、厳格なグループA規定に沿ったJTC(全日本ツーリングカー選手権)と、それよりも改造範囲の広いJSS(ジャパン・スーパースポーツ・セダンレース)が開催されており、前者は日本の各サーキットを転戦するもの。後者は富士グランチャンピオンレースのサポートレースとして開催され、ほぼ富士スピードウェイが開催地になるレースであった。

日産はこの双方にマシンを送り込んでいたが、JSS仕様のマシンはよりワイドなフェンダーが装備されるなど、ノーマルに近い外観を持つJTC仕様と比べてより派手なものとなっていた。

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