洗練された空間にTOM’Sの製品が展示
グランドオープンに向けて、ショールーム内には新体制となり2020年に初めて発表したコンプリートカーのトヨタ「センチュリー」と90型「スープラ」。そしてレクサス「LM」、80型「スープラ」を展示。さらに新作のホイールや2025年1月に開催された東京オートサロンで話題となったAE86のホワイトボディやレストモッドしたエンジンなども展示されている。
ガラス張りのショールームは、輸入車のショールームのような上品な雰囲気が漂う空間に仕立てられている。ショールームは、常時5台以上のTOM’Sが手がけたクルマおよびホイールなどを展示。営業時間は10時~18時で、休館日は夏期および年末年始となっている。
TOM’Sというとボディ剛性を向上させるブレースやサスペンションといった見えない部分のチューニングを得意としている印象だった。しかし2020年以降はこれまでの見えない部分に加えてサーキットで培った高い機能性をスタイルでも主張し、高い性能をクルマ全体で表現するようになった。
そしてチューニング&カスタマイズのベンチマークをブラバス(メルセデス・ベンツ)やアルピナ(BMW)と定めて開発している。また新しいモデルだけでなく旧いモデルのレストモッドを手がけるようになるなど、TOM’Sの活動範囲は広がるいっぽうだ。

休みの日に家族でショールームに来てもらい、お父さんはクルマをチェック。そして子どもは電動カートで遊び、クルマの挙動を知ってもらう。ショールームとサーキットが連動すれば、新しい提案を行うことができる。TOM’Sは現在のユーザーだけでなく、未来のTOM’Sユーザー作りにも余念がないところはレースで見せる優れた戦略と同じだ。














































