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ランチア「ストラトス ゼロ」に6輪車「タイレルP34」などスーパーカー世代が喜ぶ展示満載! 10回目を迎えた「オートモビルカウンシル2025」を総括

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 原田 了(HARADA Ryo)

国内自動車メーカーの「過去が見た未来展」にも注目

メーカー系の展示では『過去が見た未来』を共通テーマとした国産4メーカーのうち、トヨタと三菱は1989年の東京モーターショーに出展したコンセプトモデルのトヨタ 4500GT、三菱 HSRIIを出展。ホンダは新型のプロトタイプも含めた歴代プレリュードを、マツダは初代ルーチェのプロトタイプとなった1962年のS8Pをはじめとする5台のデザインスタディモデルを出展。さらにトヨタはレストアされたスープラなどを展示すると同時にヘリテージパーツなども展示してトヨタクラシックのプロジェクトをアピールしていた。

またプラスチックモデルのトップメーカーとして知られるタミヤのブースではF1GP界で唯一、6輪車として実戦で走り優勝した経験のある1976年モデルのタイレルP34 コスワースが展示されていた。

ランチア ストラトス ゼロも特別展示!

また日本クラシックカークラブ(CCCJ)のブースでは、「過去のモダンに学び、未来のクラシックを育む」を出展テーマに、ヴィンテージ期の名車である1925年のドラージュDI トルペード スポールと、ウェッジシェイプデザインの先駆とされる1970年のランチア ストラトス ゼロの2台が展示されていた。

こうしたクラシックカーの展示に留まることなく過去のクルマのカタログや自動車雑誌のバックナンバー、書籍、あるいはミニチュアカーやプラモデル、さらにはTシャツやバッグなどの洋品を販売するブースも数多く出店が見られた他、キッチンカーが並ぶフードコートも多くのお客さんで賑わいを呼んでいた。

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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