国内自動車メーカーの「過去が見た未来展」にも注目
メーカー系の展示では『過去が見た未来』を共通テーマとした国産4メーカーのうち、トヨタと三菱は1989年の東京モーターショーに出展したコンセプトモデルのトヨタ 4500GT、三菱 HSRIIを出展。ホンダは新型のプロトタイプも含めた歴代プレリュードを、マツダは初代ルーチェのプロトタイプとなった1962年のS8Pをはじめとする5台のデザインスタディモデルを出展。さらにトヨタはレストアされたスープラなどを展示すると同時にヘリテージパーツなども展示してトヨタクラシックのプロジェクトをアピールしていた。
またプラスチックモデルのトップメーカーとして知られるタミヤのブースではF1GP界で唯一、6輪車として実戦で走り優勝した経験のある1976年モデルのタイレルP34 コスワースが展示されていた。
ランチア ストラトス ゼロも特別展示!
また日本クラシックカークラブ(CCCJ)のブースでは、「過去のモダンに学び、未来のクラシックを育む」を出展テーマに、ヴィンテージ期の名車である1925年のドラージュDI トルペード スポールと、ウェッジシェイプデザインの先駆とされる1970年のランチア ストラトス ゼロの2台が展示されていた。
こうしたクラシックカーの展示に留まることなく過去のクルマのカタログや自動車雑誌のバックナンバー、書籍、あるいはミニチュアカーやプラモデル、さらにはTシャツやバッグなどの洋品を販売するブースも数多く出店が見られた他、キッチンカーが並ぶフードコートも多くのお客さんで賑わいを呼んでいた。

















































