クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • トヨタ「ヴェルファイアPHEV」で東京〜大阪1000km走行!燃費性能は驚きの15.3km/Lを記録
CAR
share:

トヨタ「ヴェルファイアPHEV」で東京〜大阪1000km走行!燃費性能は驚きの15.3km/Lを記録

投稿日:

TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)

ブレーキとサスを統合制御する「スムーズストップ」採用

さらに、停止間際の急激なノーズダウンを抑制する「スムーズストップ」制御を新たに採用するなど乗員の姿勢を安定させることで、上質な乗り心地を実現している。この機能は、車両のブレーキとサスペンションを統合制御することで、ブレーキを掛けた際に揺り戻しを抑えてくれるというもの。また、ドライバーがブレーキペダルを強く踏み込んだことで、車両が前のめりになるのを抑えるブレーキ車両姿勢制御(ピッチ制御)も採用。ドライバーを選ばず発進時やブレーキ時の前後方向の動きを抑えてくれるスグレモノだ。

加えてPHEVの専用装備として品格を際立たせるシルバースパッタリング塗装の専用19インチアルミホイールをはじめ、インテリアでは本杢ステアリングホイール、ウルトラスエード貼りの天井の採用により上質で特別感のある室内空間を演出している。

今回東京~大阪のロングドライブを行ったのは車両本体価格1085万円のヴェルファイアPHEVエグゼクティブラウンジ。6人乗りで、駆動方式はE-Fourと呼ばれる電気式4WD。オプションとして、ヴェルファイア専用のボディカラー、プレシャスメタル5万5000円。ユニバーサルステップ(スライド左右/メッキ加飾付)6万6000円、ITSコネクト2万7500円、15mの充電ケーブル8800円、フロアマット13万2000円、セカンドシート前方に敷くラグマット1万5400円の合計1115万4700円という仕様だ。

ナビで目的地をセットすると低燃費なルートを選択

東京出発時ガソリン満タンそして満充電でスタート。メーター上での走行可能距離は、ガソリンで507km、バッテリーが69kmの合計576kmで大阪には無給油、充電なしで到達できる。しかし、取材当日は最高気温33℃という夏日で、エアコンの使用量が大きく影響しそうだ。

今回のロングドライブは、ナビゲーションで目的地設定すると、目的地までの経路における各区間、例えば市街地か山岳路かの走行負荷を先読みし、最適な区間でEV走行することで効率的な走りを実現。低燃費に寄与する先読みEV/HEVモード切替制御を積極的に使用して走行した。

またPHEVはエネルギーの地産地消が特徴なので、走行中でもシステムバッテリーを充電できるバッテリーチャージによる燃費の影響を、大阪での給油後から泊地の滋賀県近江八幡までの約100kmでテストした。

またテスト車のヴェルファイアPHEVエグゼクティブラウンジの車両重量は2470kg。ハイブリッド車のエグゼクティブラウンジ4WD車は2310kgなので、160kgの車両重量増となっている。この車両重量増が走行&燃費性能にどのような影響を与えるのだろうか。

1234
すべて表示

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS