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「壊れる前に直す」と「どこが疑わしいかの判断」!30年愛用するクルマのリアルな維持記録【R32一病息災】

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)

自宅から300km離れた長野でまさかのクラッチトラブル

8月のお盆明け。黒部ダム(扇沢駅)を目指して長野県内を北上中、突然クラッチペダルが戻らなくなり、クラッチが切れない状態に!

「あれ? クラッチレリーズシリンダーが逝ったかな??」

と思いましたが、ひとまずJAFを呼んで安全な場所まで運んでもらいました。

しかしGT-Rが動かなくなったのは、自宅から300kmも離れた長野県大町市(加入している東京海上日動の車両運送費保障は15万円まで=およそ180km圏)。自動車保険の特約でレンタカーを手配してもらおうとしましたが、周囲にレンタカー屋さんがありません。

長野県松本市まで出れば、さすがにあるだろうと考えたが、お盆明けで空いているクルマがないとのこと。であれば……県庁所在地・長野市なら? と探してもらったところ、なんとか1台見つかりました。

ところが、現地から長野駅に向かうのも一筋縄にはいかなく、最寄りのJR大糸線・北大町駅の時刻表を見ると、松本駅行きは12時56分発の次が16時24分! そのことに気づいたのが12時半で、慌てて電車に飛び乗り、長野駅を目指してレンタカーでいったん帰宅しました。

GT-Rは長野市のプロショップ「ATTKDオーテック」にレッカーで運んでもらい、故障診断してもらったところ──。

レリーズシリンダーではなく、クラッチホースのカシメ部分からフルードが漏れていたことが判明(トラブルシュート込みで、約2万7000円+長野往復の交通費が……)。

春にブレーキホースを交換した際、クラッチホースまで気をまわしておけばよかったのだが、逆にいえば、パンクしたのがブレーキホースではなかったのは、かなりラッキーだったのかも⁉

またも出先で…スターターが沈黙

それからちょうど1カ月後の9月。

今度も出先のガソリンスタンドで給油を終え、クルマのエンジンを始動させようとキーをひねったのに──スターターモーターがウンともスンとも言わない。

電圧計を見ると、一応バッテリーは大丈夫そう(計器などから故障箇所を追い込むことは大切です)。

となると……スターターモーター本体か?

仕方がないので、給油機の前からガソリンスタンドの隅っこまで手押しで移動し、JAFを呼ぶかどうか検討。スターターモーターが原因で、ブラシの摩耗なら、本体をドライバーの先などで軽く叩くと復活することがあるはず。

その前に、ダメ元でもう一度キーをひねってみると──エンジン始動! とりあえず自走で帰宅し、主治医のMCRに相談。ニッサン純正のリビルトパーツ「グリーンパーツ」のスターターモーター(2万300円)に交換。4年半使っていたバッテリーもやや弱っていると指摘されたので、ついでに交換しました。

パナソニック「カオス」の60B19Rだったが、4年前は4700円でしたが、なんと9030円に(ともに通販)。これはビックリ。

と、今回はとりあえずここまで。

次回は現時点(24万7800km)でタスクリストに入っている項目について書いていくつもりです。

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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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