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BEV(電気自動車)でもアルファ ロメオらしさ全開!「ジュニア エレットリカ」に試乗

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)

  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:10.25 インチのデジタルクラスターメーターは、直感的な情報とカスタマイズ可能なコントロールを備える
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:黒と赤の生地​​を使用したファブリック/テクノレザーシートを採用
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:リアシートにも黒と赤の生地​​を使用したファブリック/テクノレザーシートを採用
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:運転席には6ウェイパワーシート(ヒーター、アクティブランバーサポート付き)
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:シフトスイッチ
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:内外観のいたるところにビショネ(蛇)がちりばめられ(右空調吹き出し口の中央のそれは照明が入るが夜間は窓映りもする)
  • 乗り心地/NVH評価担当の我が家の柴犬のシュンも気分よさそうに試乗していた
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:Advanced Efficiencyモードのメーター表示
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:Naturalモードのメーター表示
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:Dynamicモードのメーター表示
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:普通充電は200Vに対応した充電ケーブルと、急速充電は日本独自の規格であるCHAdeMOに対応している
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:いたるところにビショネ(蛇)が散りばめられている
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:いたるところにビショネ(蛇)が散りばめられている
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:最大415Lというゆとりのあるラゲッジスペースを実現
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:電動パワーバックドアを採用
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:ボディサイズは全長4195mm×全幅1780mm×全高1585mm
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:エレガントな LED テールライトは、時代を超えたアルファ ロメオのスポーティエレガンスを体現している
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:往年のスポーツモデルを彷彿させるテールエンド
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:さりげなく埋め込まれたバックカメラ
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:定格出力62kW、最高出力115kW(156ps)/4070〜7500rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/500〜4060rpmのZK02モーターで、これに総電圧375V、総電力量54.06kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:18インチペタリアルミホイールを装着
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:Cピラーにはさりげなくビショーネ(蛇)の姿が
  • 乗り心地/NVH評価担当の我が家の柴犬のシュンも気分よさそうに試乗していた
  • 乗り心地/NVH評価担当の我が家の柴犬のシュンも気分よさそうに試乗していた
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:個人的な感想としてはフロントマスクのデザインは、よりアートな作風のトナーレのほうが好みだったりする
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ:往年のスポーツモデルを彷彿させるテールエンド
  • アルファ ロメオ ジュニア エレットリカ

BEV仕様のエレットリカの魅力にハマった!

ついにアルファ ロメオの新型「ジュニア」のBEV(電気自動車)「エレットリカ」の試乗する機会を得ました。すでに体験したハイブリッドモデルの「イブリダ」でも走りの楽しさに驚かされましたが、電気自動車となると「本当にアルファらしさを感じられるのだろうか?」という疑問がありました。しかし実際にハンドルを握ると、予想を大きく超える魅力がありました。スペック以上に伝わってくる走りの質感と個性は、まさにアルファ ロメオならではのものだったのです。

HVのイブリダとBEVのエレットリカとの違い

先にレポートをお届けしたハイブリッドモデルの”イブリダ”に続いて、思いがけずBEVの“エレットリカ”の試乗が叶うことになった。導入後の日が浅い車種の常で、各メディアからの試乗オファーも立て込んでいるであろうなか、個人での申し込みを割り込ませるのは心苦しい。イブリダの試乗が叶っただけでも幸運、まっいいか……そう思っていた矢先

「(申し込み済みだった別の試乗車と)同じ日程でエレットリカの試乗が可能ですが、どうしますか?」

の案内がきた。

“どうしますか”も何も、声で返事をするより先に首をタテに振って答えた次第。広報車がズラッと停められた地下駐車場で、“エレットリカ”が置かれているのを横目で見ていた僕の顔には思い切り「乗りたい!」と書いてあるのを読まれていたのかもしれない。

ともかく、さてどんなクルマだろう? と興味津々な面持ちで車内に乗り込んだ。

ちなみにエレットリカは電気を意味するイタリア語で、イブリダ(ハイブリッドの意味)同様、どちらかといえば情緒的ではない、いわば仕様名だ。このエレットリカは定格出力62kW、最高出力115kW(156ps)/4070〜7500rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/500〜4060rpmのZK02モーターで前輪を駆動する。これに総電圧375V、総電力量54.06kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載。

モーターとバッテリー自体のスペックは既存のフィアット「600e」、ジープ「アベンジャー」と共通で、カタログに記されたWLTCモードの一充電走行距離は494kmで、フィアット600eが493km、ジープ アベンジャーが486kmだから、ほぼ同じと見ていい。

またジュニア同士でも車両重量に差がある。前回試乗したイブリダ(コア)が1330kg(前:840kg/後:490kg)だったのに対して、エレットリカは1580kg(前:870kg/後:710kg)だから、試乗車同士ではエレットリカのほうが250kgも車両重量が増していることになる。数字を見てのとおり、フロント(+30kg)よりリア(+220kg)により荷重がかかっていることがわかる。

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