豪華なゲストのトークショーに体験走行!メーカー主催並みの内容
2025年9月7日、三重県・鈴鹿サーキットで「NSX Owners DAY 2025」が開催されました。2022年に幕を閉じた「NSX fiesta」の精神を受け継ぎ、全国のNSXオーナーと開発陣が集う特別な1日となりました。初代NSX開発陣によるトークショーや体験走行、サーキット本コースでのパレードランなど、多彩なプログラムを通じてオーナー同士の交流が深まり、NSXへの情熱を共有することができました。
屋内コンテンツ以外にスキッドパッドやスラローム走行体験も開催
イベント前夜に鈴鹿サーキットホテルで行われたパーティ「NSX night」からの参加者と、当日からの参加者を合わせ、鈴鹿サーキットの交通教育センターには100台以上のNSXとそのオーナーが集結した。
そして豪華ゲストが来場。そのメンバーを紹介すると、元NSX車体開発責任者 塚本亮司氏、元NSXダイナミック性能アドバイザー 和田範秋氏、2代目NSXタイプS開発責任者 水上聡氏、元NSX制動性能開発 簑田修一氏、元NSX開発メンバーで現行シビックタイプR開発責任者 柿沼秀樹氏、S660開発責任者 椋本陵氏、元NSX開発メンバーでHonda SPORTS DRIVE WEBチーム 堀江淳史氏、レーシングドライバーでNSX Owner 塚越広大氏。ゲストたちはトークショーなどを行い、会場を盛り上げた。会場には、STUDIO 6 ZERO、HCM Sports Garage、T3 TEC、ROUTE KS、SEVといったショップのブースも並んだ。
「NSX Owners DAY」は、ただオーナーとクルマが集まるだけでなく、さまざまなコンテンツが用意されているのも魅力のひとつだ。希望者は自身のNSXでスキッドパッドや急制動、スラロームなどの体験走行を楽しめる。室内ではNSX開発陣やスペシャルショップによるトークショーを開催。イベントの最後には、鈴鹿サーキット本コースでのパレードランも行われた。
リモートで初代NSXの開発責任者がトークショーに参加
NSX開発陣のトークショーには、現地参加のゲストに加え、栃木の本田技術研究所からリモートで初代NSX開発責任者のLPLを務めた上原繁氏、初代NSXのマイナーチェンジでLPLを務めた尾崎俊三郎氏も参加した。
また、2026年から新たに開始される初代NSXのレストアサービス、および純正互換部品のグローバル供給に関する説明も行われた。参加したNSXは圧倒的に初代モデルが多いため、オーナーたちは真剣な表情で聞き入っていた。
1日を通して交流を温め、知識を深め、運転を楽しむ。まさにオーナーのための1日となった「NSX Owners DAY 2025」。イベントはパレードランで幕を閉じたが、2026年もオーナーたちはこのイベントに集まるだろう。
























































