カスタム上級者が作り上げた軽バンは日常の足としても活躍中
いま、軽バンカスタムが熱い注目を集めています。低コストで使い勝手が良く、パーツも豊富な軽バンは“カスタムの新定番”です。そんな流れのなかで、三重県の貴美子さんが手がけたダイハツ「アトレーワゴン」は、エアサスペンションやオリジナルのエアブラシアート、内外装ともにブラックとレッドで統一。さらに、女性ならではのセンスが随所に光っています。日常の買い物にも使うこの愛車は、機能性と個性を両立した軽バンカスタムの理想形です。
軽トラから軽バンへ!カスタム経験者ならではの哲学
軽自動車は、日本独自の規格として大きな成長を遂げた。コストパフォーマンスに優れ、人気の車種はパーツも豊富でカスタムしやすい。こうした理由から、今や軽自動車はカスタム好きにとって最適なクルマとなっている。全国各地で開催されるカスタムカーショーでは、各メーカーが手がけたデモカーが勢揃いしている。そのなかには、これが軽自動車かと思ってしまうほど豪華に作り込まれたモデルも存在し、カスタムカー好きにとって目指すべき道しるべのような存在となっている。
さまざまなタイプが存在する軽自動車で、現在人気が急上昇しているのはボックスタイプ。いわゆる軽バンである。一時の軽トラブームを経て、より便利で使い勝手良く、快適に作り込めることから、アフターメーカーも軽バンに注目し、続々とニューアイテムをリリースしている。現在、好みに応じたさまざまなスタイルを楽しめる市場が広がっている。
今回紹介するアトレーワゴンでカスタムを楽しんでいると話す三重県在住の貴美子さんも、軽バンカスタムの魅力にハマってしまったひとりである。じつはこのアトレーワゴンを購入する前は、軽トラカスタムにのめり込んでいた時期があったという。すでに経験者であるため、その発想と考え方はさまざまなアレンジ技を生み出す上級者であった。
軽トラカスタムについては和風をテーマに和柄のアレンジ技を使って楽しんでいた貴美子さんだが、このアトレーワゴンではユーロぽさを感じさせる洋風をテーマにカスタムに取り組んだ。その主軸となる外装は、軽トラカスタムで有名な兵庫県の翔プロデュース製で統一されている。
























































