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氷雪路で最高速193キロ!ベントレー・フライングスパー・スピードが世界最北サーキットで冬季最速ラップを樹立!

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: Bentley

  • ベントレー・フライングスパー・スピード:ブラックとグラファイトを用いたグリルやヘッドランプベゼルなどで意外にもスポーティなルックス
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:4輪それぞれに適切にトルクを配分するAWDシステムで抜群のトラクション性能を発揮
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:本来ならジェントルなドライブフィールを体感させるラグジュアリーサルーンが一瞬にして牙を剥く
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:スタッド付き21インチ冬用タイヤのみの改造でのアタック
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:全面で約30cmの氷と雪に覆われたサーキットで最高速度193km/hを打ち出す高い走行性能を誇る
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:ボディサイズは全長5316×全幅1988×全高1474mm、ホイールベースが3194mm
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:車内からのスイッチ操作によって格納/展開操作ができるノーズの「ウイングB」マスコット
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:システム全体で782psの最高出力と1000Nmの最大トルクを発生するプラグインハイブリッドシステムを採用
  • ベントレー・フライングスパー・スピード:4輪が豊かにストロークし、路面をしっかりとつかむ

フライングスパー・スピードがスタッド付き冬用タイヤでアタック!

ベントレーの新型フライングスパー・スピードが、世界で最も北に位置する稼働中のサーキットであるスウェーデン北部のドライブセンター・アリーナで、冬季条件下でのラップレコードを更新しました。全長3.3kmの氷雪に覆われたコース走破タイム258秒は、同地での冬季最速記録です。使用した車両は市販車と同じ量産仕様で、専用のスタッド付き21インチ冬用タイヤのみの装着。最高速度は約193km/hでした

直線部わずか450mの氷雪コースで高い俊敏性と安全性を発揮

全長3.3kmのコースは全面が約30cmの氷と雪に覆われていた。このような過酷な条件下にもかかわらず、フライングスパー・スピードは3分を切る最速ラップは258秒に達成。これは冬季条件において同サーキットを走行した車両として史上最速の記録だ。最長ストレートがわずか450mしかない氷結路面で、最高速度193km/hを記録した点にも注目だ。

今回使用された車両は完全な量産仕様で、路面状況に対応するためのスタッド付き21インチ冬用タイヤ以外に特別な改造は施されていない。可変式四輪駆動システムと後輪操舵システムの組み合わせで、氷上でも高い俊敏性と安定性を実証したわけだ。

この挑戦は、2007年および2011年に記録されたベントレーの氷上スピード記録、さらに1986年に英国ミルブルックでターボRが達成した1時間耐久記録に着想を得ている。使用車両はベントレー・ヘリテージ・コレクションに収蔵されるターボRと同仕様で、ブルックランズグリーンの外装色や専用内装を採用し、同モデルの40周年を記念する仕様だ。

782psでも氷雪路を俊敏に走れるトータルバランスの高さを実証

フライングスパー・スピードは、ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインを採用する。4L V8ツインターボエンジンは600psを発生し、8速デュアルクラッチトランスミッション内に統合された190psの電動モーターと組み合わされる。スポーツモードではシステム合計782ps、最大トルク1000Nmを発揮。

EVモードでは190ps450Nmを発生し、25.9kWhのバッテリーにより最大76kmの電動走行が可能で、最高140km/hまで電動走行に対応。総航続距離は829kmに達する。標準装備のベントレー・パフォーマンス・アクティブ・シャシーには、電子制御LSD、新世代ESC、トルクベクタリング機構が含まれ、前後48.351.7の重量配分で、雪氷路での高い走行性能を支える。

AMWノミカタ】

ベントレーはWRCで活躍した伝説のラリードライバーであるユハ・カンクネン氏がドライブするコンチネンタルGTスーパースポーツで記録した氷上スピード、2007年の330.695km/h11年の331.61km/hはいまだ破られていない。そしてこの記録の裏には、コンチネンタルGTで初めて採用した四輪駆動の技術、トラクション性能、空力性能などをアピールする狙いがあったが、その目的は見事に達成され、ギネス記録として世間を驚かせた。

じつはスウェーデンのテストコースでのドライ路面での記録や過去の記録が残っておらず、3.3kmのコースでの258秒というタイムがどれだけのことかはイメージがしにくい。しかし、今回の発表で新型フライングスパー・スピードに搭載の新しいPHEVパワートレイン、電子制御LSD、新世代ESC、トルクベクタリング機構、AWDAWSなどが同ブランドが掲げる「あらゆる条件下で卓越した走行性能」を満たしていることの証であろう。「最速のラグジュアリーサルーン」という看板を、ベントレーは下ろす気はない。

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