「三つ子の魂百まで」を貫き初期型NSXを維持し続ける
幼稚園の頃、手に取った1台のミニカー。「大きくなったら絶対にこのクルマに乗る」と心に誓いを、30年以上の時を経て現実にしたのが新山大貴さんです。2022年にホンダ「オデッセイ」から1991年式「NSX」へと乗り換え、憧れのカーライフをスタートさせました。度重なる旧車特有のトラブルさえも「長く乗るための経験」と前向きに捉える新山さんに、愛車への深い想いを語っていただきました。
オデッセイから乗り換えで幼少期の夢を実現
2022年頃、ホンダ「オデッセイ」からの乗り換えで、1991年式ホンダNSXのオーナーになった新山大貴さん。その購入の理由は、幼い頃からの憧れだった。
「小さい頃にミニカーをたくさん買ってもらいました。そのなかにNSXもあったのですが、幼心に響くものがあったのです。子供でしたから、アルミボディでミッドシップだなんてわかりませんし、価格もいくらするかなど知らなかったのですが、“大きくなったら絶対このクルマに乗ろう”と心に決めていました。本当に憧れだったので、まずはどのような個体でもいいからオーナーになりたくて、ネットでいろいろ探して、安いのを見つけました」
ATからMTに載せ替えホイールをノーマルサイズに戻す
子供の頃から持っていたミニカーと同じリトラクタブルライトの前期型NSXを手に入れた新山さん。価格を優先してATモデルを選んだそうだが、クルマを拝見すると、MTのシフトノブが備わっている。
「MTだともっと楽しいのかな、と思いながら乗っていました。ところが知り合いが5速から6速に換えるということで、ミッションを格安で譲ってもらいました。ボディの規格は一緒なので、ミッション本体とクラッチ、それからケーブルなどを手配して交換しました。ATにはATの良さがありますが、MTは操っている感覚というか『運転しているぞ』という実感がより増して楽しいですね。ブレーキも02R(NSX-R)のものに換えています。ローターもキャリパーもパッドもすべてそうなんですが、別々の時期に手に入れて同じタイミングで交換しました。あとは購入した時は17インチ(前)と18インチ(後)のホイールを履いていましたが、純正のハンドリングを味わいたかったので16インチと17インチに交換しました。本当はタイプSのBBSが欲しかったのですが、なかなか巡り合えなくて。あとは、ナビを付けたくらいですね」
年式が年式だけに、これまでエアコンの故障やパワーウインドウの動作が遅くなる、ABSから音が出る、コンデンサーが液漏れしてリアのブレーキ警告灯が付きっぱなしになるなど、オーナーいわく初期型の典型的なトラブルはひととおり経験済みだとか。今後もトラブルに屈することなく、NSXを維持して乗っていきたいそうだ。
「今後やりたいのは、エンジンのオーバーホールです。お財布と相談にはなりますが。幼稚園の頃の衝撃というか、『三つ子の魂百まで』ではありませんが、このクルマを選んだからには、できる限り長く乗っていきたいです。こういう場にも顔を出して、いろいろなオーナーさんと交流できればと思っています」
















































