クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • 1965年式シボレーC2型「コルベット」をDIYでレストア!庭でボディの塗装を剥がしてプラモデル感覚で作り上げました
CLASSIC
share:

1965年式シボレーC2型「コルベット」をDIYでレストア!庭でボディの塗装を剥がしてプラモデル感覚で作り上げました

投稿日:

TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • シボレー コルベット コンバーチブル:レストア完成から約15年が経過しているが、内装も良好な状態をキープ。グリーンのシートが白いボディに映えるお洒落な仕様だ
  • シボレー コルベット コンバーチブル:基本的にはオリジナルを維持しているが、グローブボックスにはPC競技で使用する計測機器やマスキングテープなどが備えられている
  • シボレー コルベット コンバーチブル:スティングレイと呼ばれるのはC3の途中まで。2代目から5代目までは、リトラクタブル・ヘッドライトが特徴。C2のみヘッドライトユニットがシャープなノーズと一体式になっていた
  • シボレー コルベット コンバーチブル:327ci(キュービックインチ)のV8エンジン。「一番おとなしい仕様ですよ」とオーナーは笑うが、約5.4Lの排気量から250psを発生する
  • シボレー コルベット コンバーチブル:スチールホイールにセンターロック風のホイールキャップを装着。これらも純正品を維持し続けている
  • シボレー コルベット コンバーチブル:スチールホイールにセンターロック風のホイールキャップを装着。これらも純正品を維持し続けている
  • シボレー コルベット コンバーチブル:PC競技に挑む根本勝さんと濱中庸子さん。チームワークでゴールを目指す
  • シボレー コルベット コンバーチブル:後方から見たコルベット。細部までオーナーのこだわりが詰まっており、新車のような輝きを放つ。ちなみにシート後方からボディ後部のラゲッジスペースにアクセスする(トランクリッドはない)
  • シボレー コルベット コンバーチブル:塗装以外の工程をオーナー自身の手で再生。約10年の歳月をかけてレストアを完成させた至高の1台だ
  • 1965年式シボレー コルベット コンバーチブルで「スプレンドーレ伊香保」に参加した根本勝さんと濱中庸子さんのペア

10年の歳月をかけて蘇ったC2コルベットの輝き

1990年ごろにシボレー「C2コルベット」の購入を決意し、1992年1月にロサンゼルスから日本へ迎え入れたオーナーの根本勝さんは、約10年をかけて1965年式コルベット コンバーチブルを仕上げました。塗装を除く作業は自身で行い、エンジンのオーバーホールやFRPボディの下地処理にも取り組んでいます。2011年の完成後はスプレンドーレ伊香保に継続して参加している根本さんの愛車を紹介します。

「スプレンドーレ伊香保」は根本さんにとって大切なイベント

群馬県榛東村の人気アミューズメント施設「伊香保アメリカンビレッジ」を拠点に行われるクラシックカーラリーの「スプレンドーレ伊香保」。コマ図というルートマップの指示を頼りにワインディングロードを周遊する楽しみと、数カ所のクローズドされた敷地内でパイロン間の通過時間を1/100秒単位の正確さで競うシビアなPC競技。このふたつの要素が組み合わさった、非常に人気の高いイベントとなっている。

欧州車での参加が多いなか、スタートおよびゴール地点となる「伊香保アメリカンビレッジ」の雰囲気にぴったりの参加車両が目に留まった。軽量ボディに高性能V8エンジンを搭載した、アメリカンモータースポーツの象徴であるシボレーC2型コルベットのコンバーチブルだ。登場から半世紀を経た現在でも世界のレースシーンで活躍し続ける血脈は、脈々と受け継がれている。

雨が上がり、暖かい日差しを受けて輝く純白のボディを纏った1965年式のシボレー コルベット コンバーチブルで参加していたのは、根本勝さんと濱中庸子さんのペア。C2と呼ばれる第2世代のモデルである。じつは、この愛車コルベットと「スプレンドーレ伊香保」は、根本さんにとって非常に大切な思い出のある組み合わせなのだ。

アメリカでは老夫婦が乗っていたワンオーナーカーを購入

「2011年にコルベットのレストアが完了して、初めて出場したイベントなんです。それからは欠かさずに参加しています」

10年がかりのレストアにおいて、塗装以外の作業はなんと自身の手で行ったという根本さん。詳しく話を伺ってみると、根っからのアメリカ車フリークであった。

「1990年ごろにC2コルベットが欲しくなり、その頃カマロのチューニングやメンテナンスでお世話になっていた『アドバンスオート』の代表、山本さんに相談しました」

山本氏は1979年から1983年の間、1968年式カマロで日本人として唯一SCCA GT-1クラスへ参戦していた人物だ。帰国後も一貫してアメリカ車でのサーキット走行を推進していた。その志に賛同した根本さんも、愛車の1973年式カマロでサーキット走行を楽しんでいる。

山本氏の豊富なネットワークにより、コルベットがロサンゼルスから横浜へと届いたのは1992年1月のことだった。

「アメリカでは老夫婦が乗っていたワンオーナーカーで、全体的に程度も良く、そのまま登録して街乗りメインでしばらく乗っていました」

そして1990年代も終わるころ、根本さんは総合的なレストア計画を実行に移す。しかも、自らの手で作業を行うという決断だった。

12
すべて表示

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS