オートバックス製GR86はサーキット本気仕様過給機に頼らない車検対応のNAチューニング
大阪オートメッセ2026のオートバックスブースに、2022年式トヨタ・GR86が展示されていました。手がけたのはスーパーオートバックスSUNSHINE KOBEで、車検をクリアしながらサーキットで本気のタイムを叩き出すという、本格スポーツ仕様として仕上げられた1台です。ターボなどの過給機を一切使わず、チタンやカーボンパーツで軽量化を図っています。NAエンジンのセッティングと足回りのチューニングだけで、鈴鹿・筑波でHKSの開発車両タイムを上回ったというから驚きです。どんなパーツ構成でここまで仕上げたのでしょうか?
徹底した軽量パーツ選択でマシン軽量化に成功!エンジンは過給機に頼らず拘りのNAチューン!!
スーパーオートバックスSUNSHINE KOBEが製作したこのGR86のコンセプトは、車検対応の範囲内でサーキット寄りのセットアップを徹底的に追求することだ。担当者はその方針についてこう語った。
「過給機に頼らずにパワーアップをした上で、例えばタワーバーやマフラーなどチタンが選べるものはチタンを使って、FRPとカーボンモデルがあればカーボンを選んでというかたちで軽量化を行って、エンジンパワーに頼らずセットアップでどこまで行けるかを突き詰めています」
過給機に頼らないエンジンチューニングとして、SA浜松のECUTECを現車合わせでセッティングしている。駆動系と吸排気には、REVOLUTIONのライトウェイトクラッチ、CUSCO RS 1.5WAYオリジナルファイナル4.5のデフ、HKSのGTスペックエキマニ、SARD Ti-Zフルチタンマフラーなどを組み合わせた。

製作から4年以上が経過したこともあり、パワーアップも検討されたという。担当者は次のように述べた。
「これを走らせても4年目、5年目になってくるので、そろそろパワーアップとは考えたんですけど、やはりどうしても駆動系の懸念が出てくるので、まずはNAで究極を目指してということで。タイムに関しても鈴鹿や筑波だと、当初のHKSの開発車両を上回れたんで、いいところまでは持ってこれたのかな、というのはありますね」
足回りからエアロまでこだわり抜いたパーツ構成
重視したスポーツモデルとしての訴求力の高さ!
足回りはスピリット・パフォーマンスとのコラボレーションにより、走行テストを繰り返してセッティングを煮詰めた。バネレートは12/14kgとやや高めだが、減衰力特性を適切に合わせることで、ダンパーをしっかり機能させるセッティングとなっている。
そのほかのパーツ構成として、制動屋のブレーキキット、TWST66ホイール、レカロ PRO RACER RMSの軽量シート、HKS&トラストのエアロキット、ボルテックスのGTウィング、ヴァリスのクーリングボンネットなどが装備されている。エアロキットの採用により車両重量は増すが、スポーツモデルとしての訴求力を重視した結果だという。
















































