グランデ・パンダの実車に密着! 想定外の大きさにビックリ! 円換算価格で目が点!
ドイツ・ミュンヘンで開催された地元密着型の自動車イベントで、日本上陸が待たれるフィアットの新型「グランデ パンダ」の実車をチェックしてきました。想像を上回る大きさとおしゃれな内装に惹かれる一方で、ドイツの最新EV補助金事情や、円安が直撃する「約580万円」というリアルな価格に驚愕。海外在住者ならではの視点で、新型モデルの魅力と懐事情をレポートします。
ミュンヘンの地元密着型モーターショーで次期愛車探し
私の住むミュンヘンでは、旧フランクフルトモーターショーが移転してカタチを変えた『IAA モビリティ』が2年に一度開催されています。しかし、長年この街に住んでいるというのに『Münchner Auto Tage』というイベントがあることにはまったく気づいていませんでした。自動車メーカーが主体となるIAAと違い、地元の自動車販売店などが主体となって開催されている人気のイベントだそうです。
街の自動車販売店やディーラーへ入るのはちょっと緊張してしまいますが、このような機会があると、買う、買えるは別として気軽にさまざまなクルマを内覧できるのが嬉しいですね。私の愛車は2026年で8年目を迎えます。次は何に乗ろうかな、と想像するのが楽しくなっている頃です。
以前から一番気になっているのはフィアット「グランデ パンダ」! 先ごろアウトバーンで青いグランデ パンダを対向車線で一瞬見掛けたことがあるだけで、実車を見るのは初めてなのでワクワクします。
想像を上回る大きさ! 中身はシトロエン C3の兄弟車
会場ではアウディの販売店も見掛けましたが、どちらかというと高級車ではなく、日常のアシを想定したメーカーのクルマが並んでいるのがこのイベントの特徴のようです。フィアットコーナーを見つけると、真っ先にお目当てのグランデ パンダへ。
その名のとおりグランデ(大きい)で、初代のパンダより少し大きいかな? くらいなイメージを持っていたので、予想以上のサイズ感に驚きました。これなら家族連れの方でもゆったり乗れる感じがします。
せっかくなので、店舗スタッフの了承を得て運転席や後部座席に座らせていただきました。運転席に座った感じがシトロエン「C3」とそっくりだなと感じたのですが、やはりステランティスグループの車両とあり、C3と同じプラットフォームを使用しているようです。

円安直撃で約580万円!? ドイツのEV補助金事情のリアル
かつてドイツがEV化へまっしぐらだった頃には、EV購入者へ手厚い助成金を出していましたが、その期間も終了しました。そして2026年からEV補助金制度が再開されることになり、ちょうどパンダの後部席の窓にその額の一覧表が貼ってありました。
それによると、年収が4万5000ユーロ以下(現在のレートで約830万円)で18歳以下の子供がいる世帯には、最大枠の5500ユーロ(約100万円)の新車購入補助金が下りるそうです。昨今の酷い円安で計算するとかなりの高所得に感じてしまいますが、現地の感覚では実質的に450万円位のイメージです。
展示モデルであるグランデ パンダEVの車両本体価格は、2万9900ユーロ+オプション1000ユーロで合計3万990ユーロ(日本の消費税に当たるドイツの19%付加価値税込み)。2026年3月のレートで換算すると約580万円とかなりお高い! もしも買える財力を持ち合わせているのならハイブリッドかガソリンモデルが欲しいところですが、EVの価格を見るとかなり難しいと実感してトホホです。
お値段はかわいくないけれど、ポップな内装デザインは魅力的
内装はシンプルながら、木目調のダッシュボードやシートがおしゃれ! 展示車の内装はシックな色合いでしたが、さまざまなカラーバリエーションで組み合わせることができるようで、ポップなカラーリングのグランデ パンダも見てみたいと感じました。お値段はかわいくないのが残念ですが……。
2026年の春頃から、日本でもこのグランデ パンダが発売されるようです。昨今の円安のなか、欧州と日本の価格差はどんな感じになるのか気になるところです。



















































