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コンパニオンより「値引き好き」なドイツの超・実利主義なモーターショーが人気!?【みどり独乙通信】

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TEXT: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  PHOTO: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

  • 日産のInterstarは大型商業車だけあって、さすがに車内は広々としています
  • 日本では未発売でルノーによるOEMモデルのTownstarは、簡単にキャンピングカーに改造できるそうです
  • 日産のTownstar用のルーフテント類も用意されています
  • 鮮やかな黄色で目を引いた日産JUKE
  • ドイツではVWゴルフが長年販売台数1位を独占していましたが、最近はSUVブームもありその座をT-Rocに奪われています
  • VWのT-Crossもコンパクトで人気の車種
  • VWのミニバンはファミリー層に人気です
  • フランス車は最近のデザインが好評で、ドイツでも販売数を伸ばしているように感じます。価格もドイツ車より安いんです
  • スズキ VITARAを初めて見ましたが、オシャレなデザインですね。運転席もとてもすっきりしたデザイン
  • スズキのSWIFTもドイツでは人気のコンパクトカー。SWIFTスポーツは規制により販売終了しているのが残念です
  • いすゞ製ピックアップトラックを初めてドイツで見ました!
  • 日産の大型商業バン Interstarを初めて見ました
  • ルノー・カングーの兄弟車にあたる日産Townstar

日本未発売の日産のミニバン発見! じつはカングー兄弟車の車中泊仕様で人気急上昇中⁉︎

ドイツ・ミュンヘンで開催された地域密着型自動車イベント「Münchner Auto Tage」を前回に続きレポートします。華やかなコンパニオンがいない代わりに「メッセ特別割引」が飛び交う超・実用主義な会場で、日本未導入の日産「タウンスター」(ルノー カングーの兄弟車)の車中泊仕様を発見しました! ドイツのリアルなクルマ選びと、欧州でブームを呼ぶキャンピングカー事情に迫ります。

日本で見かけない日産の巨大バン「インタースター」はドイツでは珍しい商用車ATやBEV選択も可能

Münchner Auto Tage』という地域密着型の自動車販売店が一堂に会すイベントへ初めて足を運んでみました! 日頃ディーラーや販売店などを訪れるにはちょっと勇気が要りますが、オープンスペースで様々なメーカーが集い、店員さんにも気軽に質問ができるイベントが魅力です。

日産のブースでは普通乗用車と並んで、Interstar(インタースター)という日本では見掛けないタイプの大きめの車両を見掛けました。商用車にはまだまだ珍しいオートマチックトランスミッション(AT)車やBEVモデルも選択できるようです。

ドイツではこのような車両は職人が多くの工具を積んで仕事現場へ向かうイメージのクルマですが、日産のこのような大きなタイプを見たのは初めてでした。

中身はルノー カングーOEMの日産「タウンスター」はコンパクトで手軽に車中泊が楽しめ人気急上昇!

同じ日産のフロアには、Townstar(タウンスター)というミニバンが並んでいました。私の自宅近辺にも停まっているのですが、コンパクトなキャンピングカー仕様になっていて以前から気になっていました。販売店の方に伺うと、前者の商用車もこのミニバンも日本では販売されてなく、ルノーのラインを使って製造されているOEM車両だそうです。

ドイツではメルセデス・ベンツのVクラス、フォルクスワーゲンのマルチバンのように大きめのバンを改造したキャンピングカーは多くありますが、コンパクトなタウンスターは日本人的には丁度イイ!と感じました。1人から2人でのキャンプ用にコンパクトで便利ということで、人気が上昇中なのだそうです。テールのドアは観音開きではありませんが、「中身はルノー・カングーと基本的に同じだと思ってください」と販売店の方から説明がありました。

もちろん、好みの社外製品やDIYで車中泊仕様に作ることができますし、日産ではルーフテント等も用意しており、手軽にキャンピングカー仕様が作れるんですって。工賃は別途必要ですが、販売店でそれらを購入すると組み込みもしてくれるので、車中泊が誰でも始められるのは便利ですね。

コンパニオン不在のイベントだから、華やかさはないが「メッセ割引」で消費者還元サービスが人気

会場内を何周か回りながら、かなりこの場へ本気で買う気で来場していた人が多いのかな? と感じました。夫婦連れやパートナーと一緒での来場が多く、双方が交互に運転席や後部座席に座りながら乗り降りの感触を確かめていました。また、この開催期間中に商談が成立するとメッセの特別割引価格が適用されるとあり、この物価高のご時世には割引はありがたいものですよね。車両によっては非常に魅力的な価格が提示されていました。

ドイツのトレンドは、相変わらずここ十数年はSUVが一番人気を継続中。いわゆるドイツ御三家やポルシェ等の高級車の所有車層はどちらかというと大型SUVが好みのようですが、この会場に展示されているモデルはコンパクト~中型位のSUVが揃っており、乗り降りしやすい、車高が低すぎず高すぎずで運転席からの目線が丁度良く、死角が少ない、そして大きすぎずで縦列駐車がしやすいサイズが注目されているように感じました。

IAAモビリティやジュネーブモーターショー、パリ・オートサロンのような会場の装飾や、コンパニオンの美しい方々が微笑むこともなく華やかさは一切ありませんが、その分がメッセ割引として還元されているのかな、と思うとこちらの方が十分お得感がありますね。

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • ドイツ ミュンヘン市在住 フリーライター&コーディネーター。東京で学生生活を謳歌した後にオーストリアのザルツブルグで再び学生生活を謳歌し、なんとか卒業。三度目の学生生活を謳歌しにミュンヘン大学入学を機にドイツへ。ミュンヘン大学在学中の現地広告代理店でのアルバイトがきっかけで、モータースポーツに魅せられて大学を中退し、モータースポーツ業界へ飛び込む。愛車のBMW M240iカブリオレを駆り、ヨーロッパ各国のサーキットへ取材に向かう。趣味はアルプスの峠越えドライブと蚤の市めぐり。好きなサーキットはニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャン。ヨーロッパ生活はもう少しで30年。
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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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