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彼女の1979年式トヨタ「クラウン」は5速MT! 人と被らない4ドアハードトップで旧車を満喫

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

免許取得後初のマイカーに選んだのは自分より年上の5代目クラウン! 2年探して個人売買で出会った1台

免許を取って初めて買った愛車が、自分より年上のトヨタ「クラウン」だった。東京プリンスホテルの駐車場で開かれた「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」に静岡から参加した女性オーナーの“びーとん”さんは、1979年式の5代目クラウン4ドアハードトップを溺愛する。マニュアル車にこだわり、2年かけて探し当てた1台を取材した。

美しいグリーンの「クラウン」4ドアハードトップを発見! オーナーは静岡から参加した女性だった

会場にずらりと並ぶ車両のなかで目を引いたのは、深いグリーンのボディをまとった古いクラウンだった。年式は古いものの、車体は驚くほどピカピカの状態を保っている。オーナーは若い女性で、静岡から参加したという“びーとん”さんに取材した。

“びーとん”さんによれば、この個体は1979年式のクラウン4ドアハードトップだ。フロントグリルやボディカラー、内装色が気に入り、後期型のグリーンボディかつマニュアル車という条件にしぼって探したという。

マニュアルと色にこだわり2年かけて探した1979年式、走行12万kmでも楽しく乗る

“びーとん”さんがこのクラウンに出会うまでには、2年もの時間がかかっている。条件をマニュアル車にしぼって探し続けた結果、個人売買で売りに出ていた1台とめぐり合い、購入に至った。

「マニュアル車に乗りたくて探していたときにこのクラウンの存在を知りました。後期型のグリーンボディでマニュアルに絞って2年探して、個人売買で出ていたこの個体と出会えたんです。実は初めてのマイカーでもあります。走行距離はもう12万kmですが、楽しく乗っています」

4ドアピラードハードトップは5代目クラウンで初登場、2リッター直6EFIと5速MTの組み合わせ

“びーとん”さんの愛車は、1974年から1979年まで販売された5代目クラウンの4ドアハードトップだ。クラウンは1955年の登場以来、現行モデルで16代を数えるトヨタのロングセラーである。歴代モデルがその時代の世相を映すと言われ、それぞれに魅力的な特徴があってファンも多い。

クラウンには以前から2ドアハードトップがラインアップされていた。これに対し、4ドアピラードハードトップ(中央の柱を残しながらサッシュレスドアを備えた構造)が加わったのは、この5代目からだ。センターピラーを残した独特の形状で、ハードトップながら安全性にも配慮したクラウンらしいラインアップだった。

当時のクラウンにはマニュアル車も用意されており、“びーとん”さんの個体も5速MT仕様となる。リアには高性能をうかがわせる「5SPEED」のエンブレムが添えられている。エンジンは2リッターのM-EU型直列6気筒で、EFI(電子制御燃料噴射)を備えたユニットだ。グレードは豪華な内装を備えた2リッターの「2000 EFI スーパーサルーン エクストラ」、型式はMS105となる。ちなみに、スーパーサルーン エクストラは中期型で追加されたグレードで、スーパーサルーンとロイヤルサルーンの中間に位置づけられる。

人と被らずパーツが高騰しないのはマイナーモデルだからこその魅力

“びーとん”さんがこの個体に惹かれた理由のひとつは、歴代クラウンのなかでも比較的マイナーな存在という点にある。この時代のクラウンはブラックボディの印象が強い。そのなかで“びーとん”さんが選んだのは、美しいグリーンのボディに明るいベージュのファブリック内装という珍しい組み合わせの1台だった。もともと個人オーナーが大切に乗ってきた個体とみられる。

入手した当初は社外のアルミホイールが装着されていた。“びーとん”さんはあえて純正の飾りスチールホイールを探し出して装着し、センターキャップも状態の良いものを集めてそろえている。

「歴代クラウンのなかでは比較的マイナーなので、ほかの人とあまり被らないのもいいですね。あまり流行っていないぶん、パーツ代が高騰していないのもこのクルマの魅力です」と、“びーとん”さんは笑顔で話してくれた。ちなみに、4ドアハードトップは魅力的なボディラインも相まって、いま見ても古さを感じさせないスタイリッシュな1台に仕上がっている。

「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」のレポートはコチラ! 

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