クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • AT限定を解除してまで欲しかった!憧れのAE86を手に入れた彼女の熱いカーライフ
CUSTOM
share:

AT限定を解除してまで欲しかった!憧れのAE86を手に入れた彼女の熱いカーライフ

投稿日:

TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)

頭文字Dに憧れMT限定解除。1986年式トヨタ・スプリンタートレノを駆る“ミク”さんの白黒トレノ愛を取材した

軽自動車からの乗り換えで2025年1月に1986年式トヨタ「スプリンタートレノGT-APEX(AE86型)」を手にした“ミク”さん。きっかけは漫画『頭文字D(イニシャルディー)』だった。MT免許の限定解除をしてまで選んだAE86で、わずか10カ月で約2万kmを走破。聖地巡礼にも出かける彼女のカーライフと、こだわりのカスタムを取材した。

AE86を買うきっかけは漫画”頭文字D”だった

1台のクルマとの出会いは、1冊の漫画から始まった。軽自動車からの乗り換えで、2025年1月に1986年式トヨタ「スプリンタートレノGT-APEX(AE86型)」を購入したのが、オーナーの“ミク”さんである。このクルマに乗るためにMT免許の限定解除をし、購入からわずか10カ月で約2万kmも走行しているという。

AE86を知ったきっかけは『頭文字D』だった。中古市場でも人気な車種であるため、ダメ元でクルマを探していたところ、たまたま比較的安い価格で出てきたこの個体に巡り合ったのだそうだ。納車の瞬間を、彼女はこう振り返る。

「納車するまで、買った実感が全くなくて。家の近くに持ってきてくれたんですけど、“おお、本当に私のクルマ”なんだ、みたいな。今でもクルマを降りて見ると“これ私のクルマなんだな”って感じですね。乗ってみると、アニメと土屋圭市さんが好きで見ていた4A-Gのエンジン音だなって。あとマフラー変えた後は、もっと楽しくなったなーと思ったりしてます。それで攻めたりはしないんですけど、イニDの聖地巡礼で榛名とか赤城、碓氷とかに行ってます」

やっぱり白黒のボディが好き。前期型ルックに惹かれた

白黒の2トーンこそ、AE86を象徴するカラーである。1983年に発売されたAE86は、1.6Lの4A-GEU型エンジンを搭載したFRモデルだった。カローラレビンとスプリンタートレノという姉妹車が存在し、外観上の大きな違いとして、レビンが固定式ヘッドライト、トレノがリトラクタブルヘッドライト(格納式ヘッドライト)を採用していた。両車ともに2ドアクーペと3ドアハッチバックを設定する。

1987年に販売を終了してからも、ドリキン土屋圭市氏などの影響により、比較的安価に楽しめるFRスポーツとして支持されていた。さらに1995年に連載が始まった漫画“頭文字D”の影響で人気が急上昇する。特に劇中に登場する白/黒の2トーンカラー、通称パンダトレノ(3ドアハッチバック)の人気が高く、多くのAE86がこのカラーに変更されている。

白へのこだわりについて、彼女はこう語る。

「赤黒も走り屋って感じがして好きなんですけど、やっぱイニD、藤原豆腐店で、赤黒とかだったらちょっと違うかなって、やっぱり白ですね。だから外観はあんまりいじっていないですね。このクルマ元は後期なんですけど、前のオーナーさんが外装を全部前期仕様に変換していて、そこは結構お気に入りです」

AE86トレノにおける前期と後期の外観上の違いは、主にフロントバンパーのウインカー配置やフロントグリルの有無、テールランプのデザインなどであり、とくに“頭文字D”仕様を目指すなら前期ルックが定番となっている。

クルマの知識はYouTubeで身につけた

カスタムの知識源は、意外にもYouTubeだった。購入後に交換したマフラーは、フジツボのレガリスR。状態の良くなかったリアハッチをFRP製に変更(ガラスはノーマルを移植)し、元々履いていたワタナベのホイールに25mmのワイドトレッドスペーサーを入れてツラを合わせている。30mmも試したそうだが、フェンダーに当たってしまうために、ツメを折りたくないということで25mmに落ち着いた。

足まわりにはダウンサスなどの変更も加えられている。インテリアに関しても、レカロのセミバケットシート、ナルディのステアリング(着脱式に加工)、当時感の演出としてカロッツェリアのリアスピーカーが装着されている。これらのパーツ名やカスタムの知識は、どこから得ているのだろうか。

「頭文字Dにハマった後に、土屋さんとか谷口(信輝)さんとかYouTubeのクルマ動画にハマって見まくった挙句に買ってる感じなので、そこで知識がつきました。86に乗ってから、86繋がりの友達とか、車種が違う方でもいろいろ友達は増えましたね」

意外にリーズナブルな価格で購入したというこの個体は、リアハッチの交換以外では、電装系の軽度なトラブルとミッションマウントの交換程度で、大きなトラブルには遭遇していないという。今後については、長く乗るために維持をして、サーキットでグリップ走行にもチャレンジしてみたいということだ。憧れの漫画から始まった彼女のカーライフは、聖地を巡り、仲間を増やし、サーキットへと続いていく。降りるたびに“これ私のクルマなんだな”と実感するそのまなざしの先には、ハチロクと歩む長い時間が広がっている。

すべて表示

アーカイブ

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

人気記事ランキング

アーカイブ

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS