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HKS製「幻のF1エンジン」が話題騒然! 創業50周年を迎えたHKSの「これまで」と「これから」

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW編集部

レーシングチームとしてのHKSの足跡

 そしてグループAファンにはおなじみの、R32「スカイラインGT-R」。HKSは1992年からこのマシンでグループAレースに参戦。ほかのチームのGT-Rは、日産工機(REINIK)からエンジンの供給を受けていたのに対し、HKSはオリジナルのRB26DETTで勝負を挑み、1993年に歴史的な1勝を挙げている。

 そのほか、エンジンビルダーとしてのHKSの礎を作った、オートレース用のエンジン「HKS200E」(2気筒DOHC 4バルブ600cc)や、これからの1台として、タイムアタック用のチューニングカー、「HKSレーシングパフォーマーGR86」(GT III RSタービン・458ps)なども展示。

この先のカスタマイズを提案していくHKS

 HKS広報の細田優太氏はこう語ってくれた。

「50thミュージアムは、HKSという会社の成り立ちからこれまでの軌跡を皆さんに見ていただきたいと思って企画したブースです。実車の展示だけでなく、歴代のターボタイマーやEVC、F-CONシリーズ、タービンなども並べて、懐かしさとこれからの姿の両方を味わえる展示にしました。

 これから、という意味では、今回の東京オートサロンのテーマを“Tune the Next(その先に挑め)”といたしました。これまでHKSが培ってきた技術を、カーボンニュートラルなど時代の変化に合わせつつ、その先のチューニングの未来、価値観を作っていく意気込みを感じてもらえたらと思います」

 ちなみにHKSの「創業50周年の軌跡」の年譜は、同社のホームページでも見ることができるので、興味のある人はアクセスしてみるといいだろう。

■HKS history 創業50周年の軌跡
https://www.hks-power.co.jp/event/tas2023/history/index.html

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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