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「チェリー」から「ダットラ」まで6年で10台! ポンコツ車が乗り放題だった昭和のカーライフを振り返ろう

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TEXT: 牧野森太郎  PHOTO: 新川治朗

ルーチェバンやダットラをイジってたらバンが欲しくなった

続いて人からもらったカサカサの赤い「フェアレディZ」は窓埋め全塗装し、外品Gノーズや「ソレ・タコ・デュアル」はもちろんポンコツ屋仕入れ。事故に巻きこまれてしまって直り切らないので、適当にフロントまわりを改造したのだった。

その次は代用アメ車として「ルーチェバン」だ。

「兄貴のクルマで、4速ミッションがうるさいっていうんで5速に載せ替えてやったんですが、飽きたようなのでタダでもらいました。その後、ATに載せ替えて遊んでました」

すると、お兄さんが「ダットラ」をイジり始めた。ホイールを替えて、ナンバープレートをオフセットして、トノカバーを作って……。

「ダットラもいいな、と思っていたら、兄貴がまたルーチェに乗りたいというので交換しました。このダットラにはよく乗りました。でも、兄貴のキャラバンの内装を作るバイトを手伝っているうちにバンが欲しくなって、ダットラは返却しました」

ホーミーからバンライフの道にどっぷり

さっそく「ホーミー」のハイルーフを見つけて、改造。外装はソアラのベージュのはずが、お兄さんのミスでランクルのベージュに。

「内装はタバコのヤニが目立たないようチョコレート色のキルティングモケットにして、サンルーフを後づけしました。オヤジの写真館を手伝っていたので、車内で証明写真の撮影をできるようにしました」

当時は化粧品メーカーの女子社員がずらっとホーミーの前に並んで社員証写真を撮ったというから驚き。その後、どっぷりハマったバンライフは、すでに公開した通りだ。

仲のいい兄弟の自動車&バイク人生。お兄さんは、今もバイクのペインターとして活躍している。ふたりとも60代になっても、まだまだクルマ遊びは現役です!

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  • 牧野森太郎
  • 牧野森太郎
  • アウトドア誌、ライフスタイル誌などの編集長を経験。2001年にアメリカでキャンピングカーを購入して以来、国立公園を訪ねることをライフワークとする。著書に『アメリカ国立公園 絶景・大自然の旅』『自分自身を生きるには 森の聖人ソローとミューアの言葉』(ともに産業編集センター)がある。カリフォルニア州シェラネバダ山脈のジョン・ミューア・トレイルを計30日かけて踏破したレポートがデルタ航空機内誌「sky」に掲載され、カリフォルニア観光局のメディア・アンバサダー最優秀賞を受賞。
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