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「銭ブル」「バリカン」「クジラ」あなたはいくつ分かる? 愛称で呼ばれた懐かしのクルマとは

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: トヨタ自動車/日産自動車/AMW編集部

ヨンメリ(日産スカイライン)

歴代「スカイライン」は、愛称で呼ばれることが多い。元祖スカGのS54-Bをはじめ、3代目のC10は「ハコスカ」。ツーリングカーなんて「ハコ車」と呼ばれるぐらい、どれも角張っているのに、C10だけが「ハコスカ」と特別な愛称が与えられている。

4代目C110型「ケンメリ」。通常、ケンメリはクーペモデルのことを差し、主に2000年以降、C110の4ドア仕様をケンメリと区別する意味で「ヨンメリ」と名付けられた。

なお、5代目 C210型は「ジャパン」、6代目 R30型「ニューマン」、後期のRSは「鉄仮面」とここまでは、親しみがあったが、7代目 R31型の7th(セブンス)からは、愛称は下火に……。R32以降は、型式で呼ぶのが一般的だ。

ブタケツ(日産ローレル)

2代目「ローレル」の愛称(?)。どうも日本人は尻下がりなクルマは好みではないようだが、暴走族には比較的好かれた1台。

クジラ(トヨタ クラウン)

4代目「クラウン」の愛称。セールス的には、クラウン史上でも黒歴史といえる存在だが、グリルの上にもう1段グリルっぽいものを重ねたところといい、紡錘をモチーフとしたスタイル=スピンドルシェイプはいま見ても存在感があり、きれいなラインだ。タクシーモデルでもカッコいいと思ったのだが、残念ながらタクシー業界からは反発を受けてしまった。

トヨタ クラウン

その他、「シビック」も2代目=「スーパーシビック」、3代目=「ワンダーシビック」(AT)、4代目=「グランドシビック」(EF)、5代目=「スポーツシビック」(EG)、6代目=「ミラクルシビック」(EK)、7代目=「スマートシビック」(EU)の通称があるが、走り屋は型式の方に馴染みがあるのでは? またホンダだと、今日のNシリーズのルーツ、「N360」の「Nコロ」の愛称も有名なところだ。

略称でいえば、「R」は「スカイラインGT-R」、「7」(セブン)は「RX-7」、「Z」は「フェアレディZ」、「ハチロク」はAE86、「エボ」は「ランサーエボリューション」、「エイト」は「RX-8」といったパターンもある。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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