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昭和の軽旧車ホンダ「N360」の純正サンルーフをDIYで移植! 将来は息子に乗ってもらうのが夢です

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

同時に手に入れた純正サンルーフが「ツーリングSサンルーフ仕様」を作るきっかけに

「この車輌はクルマ屋さんでずっと眠っていた個体です。入手条件は、自分で修理して乗ること。もちろんステップバンとN360 ATでいろいろと経験を積んでいたので、迷うことなく譲ってもらいました。そのときに一緒に付いてきたのが、屋根だけ残されていた純正のサンルーフ。最初はどうしようか悩みましたが、せっかく純正パーツが手に入ったのだからと、思い切ってDIYでサンルーフを装着することにしたのです」

貴重な旧車の屋根をブッタ切ることになるが、村山さんが目指したのはデラックスをベースとした、できるだけ本物に近い「ツーリングSサンルーフ仕様」だ。「屋根を切った瞬間の感触は今でも覚えています」と笑って当時のことを振り返る。

緊張の一瞬を過ぎれば、後は突き進むのみ。サンルーフの装着だけに留まらず、エンジンはシングルキャブから「ツーリング」に搭載されていたツインキャブへと載せ換え。他には、デラックスではブルーガラスだったものを、こちらもツーリングに採用されていた白ガラスへと変更。エンブレムもデラックスはシルバーのため、ツーリング用のゴールドへと変更済み。こうして各部をリニューアルすることで、ほぼ完璧なツーリングSサンルーフ仕様が完成した。

ちなみに、外観上でデラックスが残されているのは、小さな三角窓のみ。ここだけブルーガラスのままだが、これを見てこの個体のベースがデラックスであることに気付く人は、ほとんどいないだろう。

「シートやフロントブレーキ、ホイールなどは自分の好みで変更していますが、“ツーリングSサンルーフ仕様”としては完全にやり切れたと思っています。今後はこのN360を含めたもう1台のN360とLN360、合計3台の愛車を、3人の息子に1台ずつ受け継いでいってもらうことが目標です!」

N360のリア

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  • N360のリア
  • オーナーの村山さんとN360
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