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走行23万キロ超のマツダ「ロードスター」が再び不動に! 今回エンジンがかからなくなった原因とは?

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 西川昇吾

去年はリレーの故障、今回は……?

2022年末車検を終えた我が愛車のマツダNB型「ロードスター」。オドメーターは23万5000kmを過ぎたあたりを指しています。「車検ではブッシュ交換をしたけど、今年も何かしらレストアをしたいなぁ、クリアがお疲れ気味だからオールペンとかしたいなぁ、夏場は乗る機会減るし……」と思っていたところ突然エンジンがかからず強制レストアとなってしまいました。

聞いたことのない異音とともに始動せず……

それは7月中頃の暑さ残る夜のことでした。知人のガレージでプラグ交換を終え、エンジンをかけ、始動すると「ミョーーーン」といった妙な音が聞こえてきました。今まで聞いたことがない音だったので不思議に思い、いったんエンジンを止めました。そこから再度エンジン始動を試みましたが、今度はセルが回るだけ……。

最後に聞こえてきた妙な音から燃料ポンプが怪しいと思い、セルは回さずイグニッションオンまでで給油口を開けて耳をあてて音を聞いてみようと試みます。すると燃料ポンプが作動していると思われる音は聞こえてこず、静寂そのもの。おそらく燃料ポンプだろうという予想を立てたままレッカーを呼びました。

不動になったのが夜だったので、ディーラーなども開いておらず、ひとまずレッカーで自宅へ運ぶこととなりました。

夏の暑さはクルマにも厳しい?

迎えた翌日。再びレッカーを呼んで以前もお世話になったマツダディーラーへ。暑い時期にクルマを押してレッカーまで持っていくのはなかなか大変です。思い返せば昨年のお盆前もリレーがダメになってエンジンが始動しなくなり、このディーラーへ運ばれて行きました。やはり近年の異常な暑さは古めのクルマ(2001年式)にはこたえるのでしょうか。

いつも担当してくださる方に症状を伝え、「ちなみに燃料ポンプってどれくらいでしょうか」と質問。すると「部品が一式3万円で、工賃が1万5000円くらいですかねぇ」との返答。そんなやり取りをしてその場を後にしました。

やっぱり燃料ポンプが原因

ロードスターを預けて数日後、ディーラーから電話があり「やっぱり燃料ポンプでした」とのこと、そのまま部品を手配してもらい交換してもらうことに。最近はエンジン始動時に少しスロットルを入れてあげないと始動しないことがありましたが、燃料ポンプが弱っていたからでしょうか。

NBロードスターの燃料ポンプは交換時にパッキンも交換が必要となるそうです。そのためポンプ単体でも部品は出ますが、パッキン類の交換などを考えると金額的にもオススメのアッシーでの交換を実施。ちなみにディーラーにてポンプ単体で部品を頼んだ場合とアッシーで部品を頼んだ場合の価格差は1000~2000円程度とのこと。そのような背景を考えてもアッシーでのポンプ交換がオススメです。


今回の金額は工賃込みで約4万5000円といったところ。暑さに負けてDIYでの作業が苦行に感じたので、ついでにいつもは自分でやっているオイル交換もお願いしてしまいました。整備士さんありがとうございます。

取り外されたポンプを見てみると、一見しただけでは不具合があったようには見えません。しかし、20年20万キロ以上走行してきたわけですから、こういった電気系部品が唐突にダメになっても不思議ではありません。

なお、直ったロードスターを受け取った2日後にはジムカーナ走行を楽しみ、走行会を無事に終えることができました。今後も予防整備に努めつつ、ロードスターでスポーツ走行を楽しんでいく予定です。

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