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「壊れる伝説」のシトロエン「XM」に乗って9年! 酸いも甘いも乗り越えて乗り続けている理由とは?

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TEXT: 南陽一浩(NANYO Kazuhiro)  PHOTO: 南陽一浩

山登りに出かけて駐車場で「遭難」しかけたことも

ちなみに岡村さん、お仕事は大工までこなせる一級建築士で、もしかして自前でのトラブルシューティングもかなり上達したとか?

「そんなことないですよ。修理メンテのお店はあえて固定しないで、色々なところにもっていくようにしています。労わって乗ることも覚えましたね。それでも、山登りを楽しむのでかなり距離乗りますけど。先週も新穂高の裏銀座ルートにいったばかりです。一度、蔵王山の登山口近くの駐車場でシフトのカプラーが抜けて、動けなくなったことがありました。オイルや冷却水、保安部品やLHMも積んでいますけど、タイラップを携帯していてよかったです。携帯電話でメカニックと連絡とりながら、応急処置してなんとか帰れました」

とまぁ、山ではなくクルマで遭難未遂の経験すら、淡々と岡村さんは話す。個人的なこだわりは、あえて初期型に戻したホイールとリアウイングだとか。

「じつは今、家内は2代目の“C4”に乗っているんですよ。もう1台、1974年式の“アミ8ブレーク”も手に入れて、フレンチブルーミーティングにも毎年、顔を出しているんですが、そっちで行こうと思っています」

今のところ、シトロエン以外の選択肢はないとシンプルに語る岡村さん。XMのオーナーは、酸いも甘いも乗り越え、XMに惚れ込み続ける漢(おとこ)だった。

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