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フェラーリとの「激甘生活」はいかが?「ローマ スパイダー」は速さ度外視の操るオープンスポーツでした

フェラーリとの「激甘生活」はいかが?「ローマ スパイダー」は速さ度外視の操るオープンスポーツでした

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TEXT: 西川 淳(NISHIKAWA Jun)  PHOTO: フェラーリ・ジャパン

クーペより乗り心地がいい!

国際試乗会はサルディーニャ島で開催された。ホテルの敷地内をゆっくりと走らせながらオープンに。まずはクーペより乗り心地のいいことに気づく。前輪のつっぱり感が薄れ、代わりにハンドルを握る両手との一体感にしなやかさが増した。

空いた一般道に出る。たまらず加速してみれば、なるほどクーペに遜色ない速さ。否、風を感じるぶん速いとさえ思ってしまう。エグゾーストサウンドは決してラウドではない。むしろ抑え気味だと思う。それでもオープンで走れば、V8ノートを心ゆくまで楽しむことができる。

ウインドウディフレクターもよく効く。同時にサイドウインドウを上げておけばかなりの速度域まで風の巻き込みがない。せっかくのオープンなのだから風だって心地よさの演出、と肯定できる程度には頭頂にて風を感じることができた。

ワインディングロードにノーズを向ける。ローマ最大の魅力はその正確無比なハンドリングにあったけれど、さらに動きが自然で思い通りに前輪の動く感覚があった。単に正確なだけでなく気持ちいいと思える。ステアリング操作そのものが気持ちいい。

絶対的なパフォーマンスだけがスポーツカーの楽しさでない。そのことをローマ スパイダーは改めて教えてくれた。しゃかりきになって攻め込んでいる時はもちろん、ゆったりとクルージング中でも、ドライバーの思い通りにクルマが動いてくれているという感覚がある。機械との対話がそこにある。

ローマスパイダーが1台我が家にあれば、“甘過ぎるカーライフ”が送れそうだ。

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