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リッター32キロを誇った初代「インサイト」はいま。8年落ちを16年乗り続けるオーナーの正直な感想「同情するなら金をくれ!」

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

パーツが無いから、今後の維持にお悩み中

素朴な疑問だが、今から25年前のハイブリッド車を維持する苦労は、どんなものなのだろうか?

「バッテリートラブルがあったり、ボディが傷み過ぎて、5年前に全塗装したりとか、そういうタイミングでは正直もう手放そうかなと思うこともありました。でも、そんな相談を知り合いにすると、もったいないから手放しちゃダメだよと言われるのです。所有するこっちの身にもなってくれ! 同情するなら金をくれ! って、いつも思っています(笑)」

園田さんによれば、「愛車への心配事の9割はバッテリー」とのこと。ハイブリッド用バッテリーはすでにメーカー在庫は無し。もし今後トラブルが出たとしたら、バッテリー修理の専門業者に頼むことを想定しているそうだ。実際、ハイブリッド用バッテリーは2度交換している。しかし、それについては特に問題ないそうで、それよりも、副作用的に起こるトラブルの方が面倒だと、園田さんは教えてくれた。

「正直、ハイブリッド用バッテリーがダメになるだけならば別に構わないのです。ガソリンで走れますから。ところが、このクルマはハイブリッド用がダメになると、通常の12V用バッテリーに充電されなくなるのです。初めてのトラブルの時はそれを知らなかったので、ガソリンで走り続けた結果、いつの間にか12Vバッテリーが空になってしまい、路上で止まってしまいました」

それを体験してからは、遠出をする際は充電済みの12Vの予備バッテリーを常備する、というのが園田さんのマイルール。車種によってシステムが異なるだろうが、古いハイブリッド車に乗っている方々には、ご参考までに。

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