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スバルはグリルをデータで販売!? 3Dプリンターでカスタムの広がりを見せた「クロストレック BOOST GEAR コンセプト」の数々のアイディアとは

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)

  • スバルブースを盛り上げるコンパニオン
  • スバル「レガシィ アウトバック BOOST GEARパッケージ コンセプト」
  • スバルブースにはSUPER GT300クラスで活躍する「BRZ」
  • スバルブースにはSUPER GT300クラスで活躍する「BRZ」
  • ルーフラックにも差し色を入れていた
  • ミラーには傷つき防止塗装を取り入れている
  • オーバーフェンダーには、スマホスタンドなどがついているが、ここの形状は四輪別々。3Dプリンターを使えば、アイデア次第でなんにでも使えるのが面白いところ
  • STIパフォーマンスパーツを随所に装着したカスタマイズモデル「BRZ STI performance」も展示していた
  • STIパフォーマンスパーツを随所に装着したカスタマイズモデル「BRZ STI performance」も展示していた
  • ブースにはSTIのパーツも展示
  • 物販ブースには魅力的なアイテムが並んでいた
  • ボディサイドプロテクターは、プロテクション機能+ゴム紐を引っかけるフックをつける
  • 「スバル ブーストギア」のエンブレム
  • オーバーフェンダーには、スマホスタンドなどがついているが、ここの形状は四輪別々。3Dプリンターを使えば、アイデア次第でなんにでも使えるのが面白いところ
  • ピラーには「OUTBACK」の文字も
  • ボディサイドプロテクターは、グローブやタオルを掛けるツールにしたり、マグネットフックをつける台座にしたりして、アウトドアでの利便性向上に貢献する
  • ボディ後端は、スバルの本拠地、群馬県太田市の花、ツツジの花でまとめている
  • ボディカラーは、チタンのヘアライン調のラッピングをベースに、BOOST GEARのテーマカラー、ターコイズブルーをプリント
  • スバルドッグもさりげなく居た
  • トレーラーにアメリカの定番カーゴキャリア レイトナー「アクティブカーゴシステム」をマリアージュさせた
  • 日本の道路事情にマッチしたブラストトレイルのトレーラー(牽引免許のいらない)を採用
  • 日本の道路事情にマッチしたブラストトレイルのトレーラー(牽引免許のいらない)を採用
  • テールランプにもプロテクション機能を持たせている
  • ラゲッジにも「スバル ブーストギア」のエンブレムがある
  • オーバーフェンダーには、スマホスタンドなどがついているが、ここの形状は四輪別々。3Dプリンターを使えば、アイデア次第でなんにでも使えるのが面白いところ
  • オールテレーンタイヤとして定評のあるトーヨータイヤのオープンカントリー(ホワイトレター入り)
  • スバル「レガシィ アウトバック BOOST GEARパッケージ コンセプト」
  • オーバーフェンダーにはLEDが埋め込まれていた
  • 給油口もデザインされていた
  • ヘッドランプの脇もプロテクション機能を持たせつつ、滑り止めのテキスチャーを入れていた
  • ヘッドランプの脇もプロテクション機能を持たせつつ、滑り止めのテキスチャーを入れていた
  • ボンネットの照り返しを防ぐフードデカールは、すでに純正アクセサリーとして発売中
  • オーバーフェンダーには、スマホスタンドなどがついているが、ここの形状は四輪別々。3Dプリンターを使えば、アイデア次第でなんにでも使えるのが面白いところ
  • トレーラーの前にはBOXも用意されており、小物などが入れられる
  • 自転車のハンドルの太さと同じ、フェンダーパイプ
  • 3Dプリンターで作られたフロントグリル
  • オールテレーンタイヤとして定評のあるトーヨータイヤのオープンカントリー(ホワイトレター入り)
  • 3Dプリンターで作られたフロントグリル

今後の商品化に期待が膨らむ!

2023年の大阪オートメッセでも、「クロストレック BOOST GEAR コンセプト」を展示して話題になったスバル。2024年は、それをさらに進化させた「レガシィ アウトバック BOOST GEARパッケージ コンセプト」を発表しました。

日本の道路事情にマッチしたブラストトレイルのトレーラーを牽引

BOOST GEAR第2弾のコンセプトは“もっと遠くへ、もっとたくさんの経験を、もっと長い間遊びたくなるOVERLANDER”だ。注目点はいくつもあるが、まず3Dプリンターで作られたフロントグリル。これはDMM.make 3Dプリントとの協業によるもの。

現状、オプションのグリルは一種類しかなく、せっかく新車で購入するのに選ぶ楽しさが乏しいのではと考え、将来的には多数のデザインデータを販売し、ユーザーが3Dプリントするスタイルを想定しての試みとなった。同時に3Dプリンターを使えば、型が不要になるので、抜き勾配などに依存しない造形の自由度も上がり、影を活かした作り込みも可能に。こうした技術を、フロントグリルとオーバーフェンダーに活用している。

このオーバーフェンダーには、スマホスタンドなどがついているが、ここの形状は四輪別々。3Dプリンターを使えば、アイデア次第でなんにでも使えるのが面白いところ。

ボンネット先端のラバー製のノーズプロテクターは、2023年の「クロストレック BOOST GEAR コンセプト」にも採用され、すでに市販に漕ぎ着けているが、単なるプロテクション機能にとどまらず、スキー場でここにスノーボードを立てかけることを考慮して設計されている。

ヘッドライトの脇もプロテクション機能を持たせつつ、滑り止めのテキスチャーを入れて、スタンドを持たないロードバイクのハンドルを立てかけるのに都合がいいカタチになった。

ボンネットの照り返しを防ぐフードデカールは、すでに純正アクセサリーとして発売中で、傷つき防止塗装も2025年あたり実用化する予定とのこと。ボディサイドプロテクターも、プロテクション機能+ゴム紐を引っかけるフックをつけ、グローブやタオルを掛けるツールにしたり、マグネットフックをつける台座にしたりして、アウトドアでの利便性向上に貢献する。

足まわりを見てみよう。ホイールは純正アクセサリーの18インチだが、アクセントカラーを入れることで、バルブ位置のマーカーの意味も与えている。組み合わせるのはオールテレーンタイヤとして定評のあるトーヨータイヤのオープンカントリー(ホワイトレター入り)。これも「レガシィ アウトバック BOOST GEARパッケージ コンセプト」のキャラクターを強く表現しているといっていいだろう。

ボディカラーは、チタンのヘアライン調のラッピングをベースに、BOOST GEARのテーマカラー、ターコイズブルーをプリント。ターコイズ=トルコ石は、交通安全・旅の守護の力があるパワーストーンといわれ、葉っぱのグラデーションで自然との共生をイメージしている。ボディ後端は、スバルの本拠地、群馬県太田市の花であるツツジの花でまとめているのがオシャレだ。

そしてトレーラーは、日本の道路事情にマッチしたブラストトレイルのトレーラー(牽引免許のいらない)を採用。このトレーラーにアメリカの定番カーゴキャリア レイトナー「アクティブカーゴシステム」をマリアージュさせたのがこのカタチだとか。

これらは単なる試作品ではなく、製品化を検討しているものも多く、BOOST GEARのアクセサリーは、今後ますます発展、定着していくと思って間違いない。 

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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