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バブル時代のトヨタ「マーク II」や「チェイサー」に人気が集まる! ネオクラを維持するには「ないモノは作るの精神」で

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

当時の雰囲気を色濃く残したスタイル

2024年2月10~12日にインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ(OAM)2024」。国産車のチューニングカーが勢揃いした6A号館で、異彩を放っていたのが「レイテックオートワークス」です。展示された3台のクルマを紹介します。

20代の若いユーザーが多く集まるプロショップ

展示車両はトヨタ「マークII JZX81」、「チェイサー GX71」、「ソアラ GZ10」と、1980年代のハイソカー全盛期に主力として脚光を浴びた3台。創業して7年目を迎えるレイテックは平成の初期、いわゆるネオクラシックカーをメインに取り扱い、車両の販売からカスタムまで業務は非常に幅広い。とはいえネオクラが得意なプロショップは他にもあり、肝心のベース車両は増えることがなく減るいっぽうだ。

さらにパーツは純正の新品どころか中古ですら見つけるのが難しく、仮にあったとしても法外な値段が付くケースは数え切れないほどある。そのため経済的に余裕がある人や40~50代のセカンドカー、という使われ方が現状で今後その方向性はより強くなるだろう。しかしレイテックには20代の若いユーザーが多く集まり、日常の足として使う人も少なくないというから驚かされる。その理由は車種ごとのウィークポイントを知り尽くしたメンテナンスと、ドライカーボンや金属のパーツも自社で製作してしまう圧倒的な技術力だ。

「子どもの頃、家にあったクルマが欲しいという若い方が多いんです」

と南出代表は語り、展示したマークII JZX81も母親が乗っていたのがきっかけで入手しデモカーを製作。エアロパーツやボディカラーは当時の雰囲気を大切にしつつ、サスペンションなど機能パーツは現代のノウハウを注ぎ込む。ユーザーからの要望で商品化したオリジナルパーツも多く、ブースでは車高調やアーム類に熱い視線が注がれていた。

ネオクラの救世主として要注目の存在

GX&JZX81用の車高調はZ.S.S.とのコラボレーションで、大きなローダウン幅と街乗りできるしなやかさを両立。同じくリアのロアアーム/トーコントロールアーム/テンションロッド、よりリーズナブルなマークII JZX81用のダウンスプリングもラインアップしており、今後はチェイサー GX71やソアラ GZ10などに設定を広げていくというから楽しみだ。

「マークII 81系の専門というイメージが根付いちゃったけど、AE86のようなスポーツカーから輸入車まで歓迎です」

と南出代表は話す。フロアを張り替えるようなボディのレストアからエンジン内部のチューニング、現車に合わせてのハーネス製作までどんなリクエストにも誠実に応えてくれる。技術力のある実力派チューニングショップとして、さらにネオクラの救世主として要注目の存在だ!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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