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スズキ「ジムニー」で『呪術廻戦』の聖地巡礼。渋谷事変で封印は解かれた!? オフロードでなくても十分楽しい!【AMWリレーインプレ】

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TEXT: AMW 樋口佳子(HIGUCHI Yoshiko)  PHOTO: AMW

  • 国道246号線を走るジムニー。こちらは渋谷方面ののぼり。横浜方面のくだりは、このあたりまで数珠繋ぎ
  • 首都高速3号渋谷線の下を走る246号線渋谷方面。前方に見覚えのあるセルリアンタワーの歩道橋が見えてくる
  • 首都高速3号渋谷線のセルリアンタワー前。今回の試乗では高速道路を回避したが、C1やC2など廻る環状線へと繋がる
  • 首都高速3号渋谷線と並んで走る246号線からは、渋谷出口の案内板が見える。渋谷料金所はこの先だ
  • セルリアンタワーの歩道橋を背景にしたジムニー。歩道橋の上からは首都高渋谷線が見渡せる。駆け抜ける白いクルマたちはまるで脱兎の如し……
  • 渋谷駅の下をくぐるアンダーパスへと続く。明治通りに入るため左折レーンへ
  • 渋谷駅の高架下。昼間でもここだけ薄暗く、まるで夜の帳がおりたような雰囲気を醸し出す……
  • 渋谷駅と渋谷ヒカリエを繋ぐ歩道。その下の明治通りを神宮前方面、ミヤシタパークの方向に走らせる
  • ミヤシタパーク前の明治通り、渋谷一丁目歩道橋が見えてくる
  • ここがまさしく、東京メトロ渋谷駅13番出口側の歩道橋
  • 聖地巡礼するなら、おさえておきたいスポット。パーキングに駐車できたら東京メトロ駅構内なども巡っておきたいところだ
  • 大都会の風景にも馴染むジムニー。今回は渋谷でジムニーの走りの領域が展開してしまった
  • 歩道橋の上の景色。どことなく油断できない気配を感じる……
  • 果たしてジムニーが都会の悪路に向いているのかをはかりかねていたが、結果……悪くなかった!
  • 聖地をこの目で確かめることができたので、表参道を経由して神宮外苑の銀杏並木まで移動。じつはここでスーパーカーの聖地!?と錯覚するような風景が見られる……かもしれない
  • ジムニーのサイドビュー。視界が高くて運転しやすい
  • リフトアップしたようにも見えるが……失礼だな、純正だよ!
  • ジムニーのリアビュー。天上天下唯我独尊とでも言いたげな孤高の後ろ姿だ
  • 銀杏並木の木立を背景にすると、やっぱり馴染んで見える……全力でオフロードを疾走する!!と、都会ばかり走らされてご立腹かもしれない
  • カーアクセサリー類は何も装備していない素のジムニー。でも……大丈夫、僕、最速だから!とでも言い出しそうな、スパルタンな仕様
  • 車庫に戻ってきたジムニー。4.8mの最小回転半径で車庫入れもばっちり
  • けっして広いというほどではないが、天井が高くて狭さは感じない室内なので、運転の疲れはそれほど
  • オフロードでも障害物を乗り越えるのに支障がない足まわり
  • ラゲッジスペースは横開きの一枚ドア。余裕のある駐車場でないと荷物の出し入れはしにくいかもしれない

ジムニーで渋谷の聖地巡礼をしてみたら

AMW編集部員が1台のクルマに試乗し、それぞれの目線でインプレッションをお届けする「AMWリレーインプレ」。今回選ばれたのは、社用車として交通タイムス社に仲間入りしたばかりのスズキ「ジムニー」です。試乗の顛末をお送りします。

なぜか女子に刺さるジムニーの魅力

AMWの記事を校正していたときのこと、ジムニー乗りの女子の可愛い愛車が目にとまった。クルマのガールズミーティングに参加した彼女のジムニーは、某高級輸入SUVの「G」風に仕立てあげられたカスタムカーだった。なるほど、カスタム次第ではそう見えなくもないな……と、オーナーのセンスに感心してしまった。

よく見ると、たしかにジムニーはオンナ心をくすぐる素養を存分に持ち合わせているのだ。野性味たっぷりの無骨でゴツゴツしたスタイルのくせに、小さくまとまったボディがなんとも言えないギャップを生んでいる。女子の警戒心を解いてしまう可愛いフロントフェイスなのに、強さと漢らしさが感じられる姿には、絶妙な庇護欲をそそられてしまう。女子ならだいたい好きになってしまうやつだ。

昨今のSUVブームで、いかにも承認欲求を満たすために生まれてきたようなオフロード車には、恐らく硬派な女子たちは興味をそそられないところがあるのかもしれない。そんななかで、本気のオフロードを一歩も譲らないスタイルのジムニーが、女子に刺さるというのは頷ける部分がある。

ロールス・ロイスに喧嘩は売りたくない

本来ならジムニーはオフロードでこそ試乗すべきクルマなのだろう。しかし自分にまったく縁のないアウトドアで乗ってみたところで、所詮は絵に描いた餅だ。そこで、日常使いでの実力を試すべく、2月の3連休で渋滞する大都会東京という悪路を走破してみることに。裏テーマは『呪術廻戦』の聖地巡礼だ(ホントはこちらがメインテーマ。言い訳が長くなってしまった……)

このジムニーはキーレスのイグニッションボタンこそあれ、3ペダルのアナログな5速マニュアル車だ。走り出しから「操ってる感」を高めてくれるところが硬派でいい。直列3気筒インタークーラーターボの64馬力エンジンを唸らせていざ出発したものの、国道246号線に入るとさっそく渋滞に捕まってしまった。

渋滞あるあるだが、気がつくとスイスイ流れる車線を横目に詰まっている車線に並んでしまっていた。いつ流れる車線の方に進路変更できるかとサイドミラーを睨みつけていると、後方から優雅に走ってくるロールス・ロイス(R-R)が。かなり車間を空けて走っているので、ここしかないと意を決してR-Rの前に滑り込んだ。

こういうとき、トルクのないクルマだと割り込まれた車両に減速を強いて、煽られるキッカケをつくりかねない。とくに軽自動車は煽られやすいのだ。ところが、ジムニーはオフロード向けに低回転でも力強いトルクが自慢なだけあって、R-Rに喧嘩を売ることなく割り込みに成功、流れに乗って走行することができた。

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