東京オートサロン2025のBMWはMパフォーマンス・パーツ特集
2025年1月10日(金)~12日(日)の日程で開催されている「東京オートサロン2025」。BMWブースでは「Mパフォーマンス・パーツ」を装着した車両たちが展示されていました。なかでも注目すべき存在が新型「M5」。Mパフォーマンス・パーツを装着したM5が日本で初公開され、史上最強のパワーユニットを持つM5に相応しいパーツの数々がギャラリーの注目を集めていました。
4台のMパフォーマンス・パーツ装着BMWが一堂に
「This is BMW」をコンセプトに掲げていたBMWブース。すべてはBMWのためにという意味が込められていて、BMWのために作られたMパフォーマンス・パーツを装着した「i5 ツーリング」、「M2 コンペティション」、「M4 コンペティション」、そして日本初公開となる「M5」のMパフォーマンス・パーツ装着車が展示。
日本市場においてMモデルの人気は高く、ユーザーのニーズに合わせて個性を演出し、さらにパフォーマンスを高めるMパフォーマンス・パーツは、近年人気が盛り上がってきているアイテムだ。しかしながら、現在はまだ、Mパフォーマンス・パーツや装着車が展示されているディーラーはあまり多くはない。そんなMパフォーマンス・パーツをしっかりとチェックできる場として、今回のブースを構築したとのこと。
展示されていたM2 コンペティションには、Mパフォーマンス・パーツの凄さが数字で分かりやすく理解できるような演出が施されていた。温度や時間などでその耐久性をアピールしていて、ハードな走行にも耐えられることがひと目で分かる展示車両となっていた。
M史上最強のパワーユニットを備えるM5がさらなる高みへ
展示車両の中でも、最も注目を集めていたのはやはり、日本初披露となったMパフォーマンス・パーツを装着したM5だ。フロント、サイド、リアと全面的にエアロパーツをはじめ、専用のアルミホイールなどMパフォーマンス・パーツオリジナルのアイテムが装着されており、その総額はパーツだけで252万円を超える金額となっていた。
M専用のプラグインハイブリッドシステムはシステム最高出力727ps、最大トルク1000Nmを実現しており、M史上最強のパワーユニットだ。そのハイパワーを活かすMパフォーマンス・パーツは、M5が持っている高性能をさらなる高みへと引き上げてくれるアイテムと言える。
ビー・エム・ダブリュー株式会社の代表取締役社長・長谷川正敏氏から、今後はユーザーとのタッチアップポイントをさらに増やしていきたいというコメントもあり、Mパフォーマンス・パーツなどBMWのブランドへ身近に触れて理解を深められる場が増えていく可能性に期待がふくらむ。日本市場でのBMWの今年の動きに目が離せない。