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日産「GT-R」「フェアレディZ」、トヨタ「GRスープラ」を超過激にカスタム!「クールジャパン」の唯一無二のスタイリングを全部見せます

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)

フェアレディZ RZ34 KUHLRACING 34ZR-GTWR SPEC-D WIDEBODY

2台目に紹介する日産「フェアレディZ」(RZ34)は、東京オートサロン2025のドレスアップ・スポーツカー部門で最優秀賞を受賞した「フェアレディZ RZ34 KUHLRACING 34ZR-GTWR SPEC-D WIDEBODY」。こちらは、「ザ・ワイド」ともいえるデザインコンセプトで、「先進的な」とか「スムーズな」といったテイストではなく、ワイド感を前面に押し出し「昭和レトロ」を取り入れ、従来のKUHLのエアロと一線を画すスタイリングになっている。

一番インパクトがあるのはリアビューで、「竹槍」を連想させる斜めにカチ上げスラッシュカットした4テールマフラー(2024年は6本出しだった)が、このクルマのキャラクターを物語っている。

リアバンパーを「Zらしさ」にこだわった内巻きにスラントさせたシンプルな形状にすることで、下品な感じに見せないところがさすが! オーバーフェンダーも手がこんでおり、片側30mmワイドの貼り付けフェンダーと、50mmワイドのビス留めフェンダーの組み合わせで、合計80mmのワイド化を実現。

ビス留めフェンダーはあえて50mmにとどめて、マットブラック化することで、スパルタンさとエレガントさを絶妙なところでバランスさせることに成功。フロントまわりはわりとシンプルで、ロングノーズ化させて、チンスポ風のハーフリップスポイラーを装着する「昭和スタイル」を実現した。ナンバー位置を純正位置からさりげなく下に移動させているところにも、KUHLのこだわりを感じる。

また、リアにこれでもかとオフセットした大きなGTウイングもよく計算された形で、リアセンターガーニッシュをエンブレムごとブラックアウトしたことで車体全体を引き締めているのは素晴らしい。

GR SUPRA 90R-GTWR SPEC-D WIDEBODY

最後に紹介するトヨタ「GRスープラ」(90型)はD1GP仕様。車名は「GR SUPRA 90R-GTWR SPEC-D WIDEBODY」となっており、D1GPで勝つためのエアロがコンセプトだ。事実、2024年のD1GPお台場ラウンドでは優勝を果たした実績がある。センター部分を大きく膨らませたボンネットと、大きなルーフウイング、リアスポの角度と、まさに無比無類の存在感だ。

ルーフウイングについては片岡孝裕代表も最後の最後まで悩んだ末に装着することを決めた意欲作となっている。スポーツカー以外では、同じく新作のスタイルキットを装着したトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」のデモカーに多くの人が集まっていた。こちらのスタイルキットは、ABS樹脂製でフィッテイングもよく、ローダウン仕様はもちろん、ノーマル車高にも似合うデザインになっているのが特徴だった。

相変わらず勢いを感じさせるKUHLワールドのブースとなっていた。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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