ノーマルで乗る予定がカスタム仕様にチェンジ
「NSXフィエスタ」が終了した翌年の2023年にホンダ「NSX」オーナーの主催・運営で開催され、100台ものNSXが集合した第1回の「NSXオーナーズデイ」。それから約1年半が経過した2024年9月22日、2回目となる「NSXオーナーズデイ2024」が開催されました。会場のなかから、青いボディが印象的なNSXを紹介します。
落ちついたクルマが欲しくなり、ドリ車のRX-7から乗り換え
須藤勝哉さんが1991年式のホンダ「NSX」を手に入れたのは、4年ほど前のこと。購入時はシルバーのボディでリトラクタブル・ヘッドライトから固定式ライトに変更され、アドバンスのカーボンボンネットを装着。トランスミッションがATから5速MTに置換されるなどの変更が行われていた状態だった。
以前はドリフト仕様のマツダFD型「RX-7」に乗っていたそうだが、NSXに乗り換えたのは落ちついたノーマルのクルマに乗りたかったから。そのためなるべくカスタム箇所が少ない個体を見つけたそうだが、現在では方向が転換され、須藤さん好みのカスタムが各部に加えられている。
「当時の年齢が30歳手前だったので少し落ち着いて、ノーマルでもカッコいいクルマに長く乗りたいなと思ってNSXを買ったんです。けれど、やっぱりイジるのが好きなので、気づいたらこんなになっちゃいましたね」
普段のドライブやサーキットでも快適に走行
NSXのボディ剛性感やハンドリングの気持ちよさがお気に入りだと話す須藤さん。購入後はマルガヒルズのオーバーフェンダーとサイドステップ、自作のリアアンダースポイラー、エンドレスのジールサスペンション、BBSのRG-Rホイールといったカスタム、さらに6速MTへの載せ替え、T3TECのクラッチなどの駆動系チューンも行なっている。
「ノーマルのままだと太いタイヤが入らないので、フェンダーを加工しています。ちょっと反りがあってリムがあるホイールが好きなので。今はフロントが9Jでリアは10Jですね。この愛車で地元のサーキットも走っています。コンビニも行けるし、多少は場所を選びますけど、快適に走れますよ」
オーナー自身でオールペイント
購入時はシルバーだったボディも、現在はBMWのサンマリノブルーでリペイントされている。ちなみにこのペイント、スプレーガンとコンプレッサーを使用して須藤さん自身が行ったのだという。

「このNSXを買う前から、ちょこちょこ遊びで塗装をやっていました。以前岡山国際サーキットでこの愛車をぶつけてしまい、フェンダーなどがぐちゃぐちゃになってしまって。それを修理するついでにどうせなら全塗装しようってことで、元のシルバーの上に足付けだけして塗りました。
わりといい感じになったと思っています。やり切った感はありますが、今後はタイプRのスエード調の内装にカスタムしてみたいと思っています」
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

















































