復興を願うクラシックカーラリーに参戦
クラシックカー好きにはたまらない、特別な1日がやってきたわ。2025年2月23日に誕生日を迎えたわたくし、2025年も「プロスペクトアベニュークラシック」に参加。茨城県ひたちなか市を舞台に、名車たちと駆け抜ける至福のひととき……のはずが、まさかのトラブル続出!? そんなドタバタの一部始終と、美しい復興の街の様子をレポートするわよ。
「忘れられた被災地」を走るクラシックカーラリー
わたくし、2月23日に誕生日を迎えましたの! この日は、ここ数年毎年参加させていただいている「プロスペクトアベニュークラシック2025」の開催日。というわけで、2025年も開催場所の茨城県ひたちなか市へ行ってきたわよ〜。
このクラシックカーラリーは、東日本大震災の復興支援として2012年7月に始まったもの。じつはひたちなか市の海岸線は、東日本大震災で大きな被害に見舞われたにもかかわらず、あまり注目されなかった「忘れられた被災地」。その地域に目を向けてもらいたいという思いと、復興への道のりを多くの方に見てもらいたい、地元の人たちを元気づけたいという思いから、ひたちなか市で病院や高齢者施設などを営む森田記念会の森田 隆理事長が中心となってはじまり、14回目となる今回はひたちなか市の公認イベントとして開催されました。
ほかのクラシックカーラリーと大きく違うのは、森田記念会が運営費の大半を賄うため参加費がリーズナブルで参加しやすい一方、30台限定という狭き門のため、参加したくても人気でなかなか参加できないこと。今回も30台弱でラリーはスタートです。
わたくしは参加者にもかかわらず、なぜか自分の番が来るまでMCとしてクルマ紹介をするというあたり、手作り感たっぷり(笑)。
たった12台しか現存しない名車が登場
0号車は世界で約700台(諸説あり)しか生産されず、現存するのはわずか数十台のフォルクスワーゲン「ヘブミューラー カブリオレ」。VWの歴史の中でも超レアなモデルよ。1号車は、主催する森田理事長がドライブする1960年式のポルシェ「356 ロードスター」。森田理事長は356コレクターとして知られているため、今回も参加車はポルシェが多いのですよ。
わたくしが乗るクルマは18号車の1958年式のアルファ ロメオ「ジュリエッタ スパイダー」で、今回もモータージャーナリスト桐畑恒治さんと参加。5年ほど前ぐらいからはわたくしもコ・ドライバーで参加しているのよ~。
MCを終えてバタバタとクルマに乗り込み、コマ図と呼ばれる地図を見ながらルート案内をするのがわたくしの役目。しかーし! スタート早々動画のライブ配信をしていたこともあり、曲がる場所を間違えて戻るという痛恨のミス。

でも、わたくしが「間違ったかも~」といい、すぐさま来た道を戻ったドライバーの桐畑さん。コ・ドライバーのわたくしを信じてくれたのは素晴らしいわ。ラリーはドライバーと道案内をするコ・ドライバーの信頼関係がなにより。ということで、非常に申し訳ない(汗)。これで優勝の可能性はわずか数kmで無くなったのでございます。すまん……。誕生日だったから、密かに優勝を狙っていたのだけど(笑)。















































