完璧なレプリカではなく、自己アレンジでリーズナブルに楽しむ
中村さんのカスタムのポイントは2つ。まず、憧れのコリン・マクレーをイメージしながらも、完全レプリカではなく自己アレンジを加えること。そして、できるだけリーズナブルに仕上げることである。
「全塗装はプロにお願いしましたが、それ以外のステッカー類はほぼ自作しています。フォグライトもホームセンターで購入した鉢植えを代用。フードのエアスクープもAmazonで見つけた汎用品を自作して装着しています」
外装のステッカー類は、各年代の当時の写真を見比べながらコリン・マクレー仕様になるように配置。バイクも楽しむ中村さんは、バイクで愛用するアイテムのブランドをスポンサー風に見立て、それっぽく見えるようバランスを取りながら貼り付けている。フロントの4連フォグの一部も自作。ステー類は汎用品を活用し、ライトカバーの中央2個は鉢植えを流用したアイデア品である。白い鉢植えのサイズに合わせ、黒のステッカーを貼ることで左右と同じデザインに仕上げている。

「予算に限りがあるので、できるだけ自分で安く仕上げるのがテーマなんです」
なお、この日参加していた2024年11月3日に福岡県朝倉市あまぎ水の文化村で開催されたいすゞスバルプラス オーナーズミーティング2024で、見事スバル賞を獲得。カスタムの評価はパーツの価格ではなく、そこにかけた情熱の深さであることを中村さんが証明した形となった。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)








































