子どもたちが本物のクルマを運転体験
カーライフエッセイスト吉田由美の「なんちゃってセレブなカーライフR」。今回は、「JAFモータースポーツジャパン 2025 in 横浜」です。これまでお台場で行われてきたこのイベントが、初めて横浜・山下ふ頭で開催されました。F1やD1の車両展示、デモ走行に加え、18歳未満の子どもたちが本物のクルマを運転できる「U-18運転予備校」も実施。運転の楽しさと交通安全の大切さを学んだ子どもたちの姿をレポートします。
モータースポーツジャパン 2025 in 横浜に参加してきたわ~!
モータースポーツ界は、角田裕毅選手のレッドブル・レーシング移籍で大騒ぎだけど、2025年3月22日~23日の2日間、横浜市山下ふ頭で「JAFモータースポーツジャパン 2025 in 横浜」が開催されたわ~。これまで東京・お台場で開催されていたけど、今回は初の横浜開催。横浜市民のわたくしにとっては、会場が近くなって大歓迎よっ!(笑)
会場の山下ふ頭は、普段は許可がないと入れない場所。それだけでも特別感があるわね。メインはF1やD1、ラリーなどのモータースポーツ車両の展示やトークショー、デモ走行だけど、併催で日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)主催の交通安全の社会貢献活動「U-18運転予備校」も開催。わたくしはインストラクターとして参加しましたの~。
「U-18運転予備校」とは、18歳以下の免許を持っていないお子さまたちが、クローズドの場所で低速ながらもクルマを運転できる体験型プログラム。ドライバー目線でクルマの動きを感じることで、新たな気づきを得たり、クルマ好きになってもらえたら……という思いで始めたAJAJの交通安全応援活動なのよ~。
内容は、正しい運転姿勢の重要性を学ぶことからスタート。座り方はドライバーだけでなく、車内のどの席でも役立つ知識なので、まずは座り方やシートベルトの正しい装着方法をレクチャー。その後、正しいハンドル操作や超低速でのクルマのコントロールを実践する流れになっているの。参加するのは保護者が必須で、お子さまたちの試乗も保護者と一緒に行うのがルールよ。
保護者や一緒に来た家族、お友達たちは、初めてクルマを運転するお子さまたちの姿を動画や写真に収めていたわ~。
使用したクルマは、マツダ「ロードスターRF」、BMW「Z4」、レクサス「RC」、BMWアルピナ「D3 S」の4台。うち2台はオープンモデルで、わたくしはロードスターRFを担当したのよ。
ロードスターRFを堪能
クルマを借りに行くのも返しに行くのも担当者が行うので、わたくしは2日間ロードスターRFライフを満喫したわ~。そういえば最近、なんとなくロードスターの取材が続いているのよね。現行ND型の開発責任者の斎藤さんへのインタビューや、「MAZDA TRANS AOYAMA(マツダ トランス アオヤマ)」に展示されていた「マツダ スピリット レーシング・ロードスター12R」など、2024年の35周年が影響しているのかしら?

ロードスターRFは、屋根がハードトップで、ロードスターの高級グレードといった感じ。地面に近い着座位置だから、久しぶりに乗るとそれも新鮮ね。もちろん軽快さでいえば通常のロードスターのほうがいいけど、わたくしだったら風の巻き込みが少ないRFを選ぶかもしれないわ。シートヒーターと暖房を全開にすれば、冬でもオープンを楽しめるし、じつは通常のロードスターよりも手軽に屋根を開けられるのよ。

























































