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トヨタWRC仕様のスズキ「スイフトスポーツ」!? DIYで「GRヤリス」を再現した力作は家族3人でお出かけOKなファミリーカーです

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • スズキ スイフトスポーツ:汎用のオーバーフェンダーをDIYでフィッティングしながら取り付けてワイドボディ化
  • スズキ スイフトスポーツ:ラッピングもすべてDIYで行った
  • スズキ スイフトスポーツ:前後のバンパーはスイフトスポーツ用のTMスクエア製を装着
  • スズキ スイフトスポーツ:ホイールはOZのスーパーツーリズモWRC。サイズは前後とも17×7.0J 45だが、フロントは78mmのスペーサー、リアは50mmのスペーサーを組み合わせる
  • スズキ スイフトスポーツ:WRCイメージを強くしているライトポットも自作。もちろん点灯可能だ
  • スズキ スイフトスポーツ:エアインテークの奥には「WRC」の文字
  • スズキ スイフトスポーツ:リップスポイラーとサイドステップは汎用品を取り付けている
  • スズキ スイフトスポーツ:GTウイングはVW「シロッコ」用のアフターパーツを加工して装着
  • スズキ スイフトスポーツ:リアクオーターウインドウにはトヨタのWRCドライバーたちの名とともにオーナーの名前も
  • スズキ スイフトスポーツ:車内はラリーカーのイメージにするためにドンガラ状態で、シーケンシャルシフターを装着
  • スズキ スイフトスポーツ:内装はもろもろ外されているが、子ども用シートを使って3名乗車も可能
  • お子さんが乗る用のキッズカーはランボルギーニ「アヴェンタドール」だが、こちらもラリーカーイメージにラッピング
  • スズキ スイフトスポーツ:汎用のオーバーフェンダーをDIYでフィッティングしながら取り付けてワイドボディ化
  • スズキ スイフトスポーツ:WRCでのトヨタの2022年~2023年のGRヤリスのカラーリングが好きだという、オーナーの“らすのーちぇす”さん

GRヤリスの抽選に当たらず…ならば手元のスイスポで再現!

世界ラリー選手権(WRC)で2021年から2024年まで4年連続でマニュファクチャラー・チャンピオンを獲得しているトヨタ。2023年まで「GRヤリス」がまとっていた赤・白・黒のカラーリングをスズキ「スイフトスポーツ」で再現してしまった“らすのーちぇす”さんの愛車は、オーバーフェンダーやエアロパーツ、ライトポットにルーフダクトまで抜かりない仕上がり。しかもDIYカスタムとのこと。力作の詳細を聞いてみました。

外装パーツのフィッティングからラッピングまですべてDIY

イタリア製ホイールのOZといえば、ラリーでの活躍が印象深いブランド。2024年12月に行われたOZファンミーティングにスズキのZC32S型「スイフトスポーツ」で参加していた“らすのーちぇす”さんは、トヨタのラリーカーのイメージにモディファイした愛車でインパクト抜群だった。

聞けば、もともとWRCが好きでラリーカーに憧れていた。そこでトヨタ「GRヤリス」を購入しようと抽選に申し込むもなかなか当たらず……。ならば、今乗っているスイフトスポーツでやってしまえ! とDIYでここまで作り上げたのだという。

とくにWRCでのトヨタの2022年~2023年のGRヤリスのカラーリングが好きだとのことで、まずは汎用のオーバーフェンダーを装着。DIYでフィッティングしながら取り付けてワイドボディ化したうえで、ラッピングもすべてDIYで行った。スイフトスポーツでもカラーリングすればGRヤリスっぽくなるかな!? と心配だったそうだが、ご覧のように見事な仕上がりになっている。

他には外装だと、GTウイングはVW「シロッコ」用のアフターパーツを加工して装着。前後のバンパーはスイフトスポーツ用のTMスクエア製を装着。リップスポイラーとサイドステップは汎用品を取り付けている。ルーフダクトも自作で、WRCイメージを強くしているライトポットも自作。こちらはもちろん点灯可能になっている。

ラリー風味の決め手はOZ スーパーツーリズモWRC

組み合わせるホイールはOZのスーパーツーリズモWRC。サイズは前後とも17×7.0J 45だが、フロントは78mmのスペーサー、リアは50mmのスペーサーを組み合わせる。フロントのスペーサーは80mmにすると外にはみ出てしまうため、78mmが絶妙な設定なのだそうだ。

その一方、サスペンションまわりはなんとノーマルだ。エアロパーツで車高が下がっているように見えるが、じつはノーマルサスで車高もノーマル。乗り心地もノーマルの良さそのままである。

お子さんのアヴェンタドール・キッズカーも一緒にコーデ

車内はラリーカーのイメージにするためにドンガラ状態で、内装はもろもろ外されているが、子ども用シートを使って3名乗車も可能。家族3人でお出かけできるのだ。

シフトはシーケンシャルシフターで、前後の操作でシフトチェンジできるようになっていて、ラリーカーイメージを高めてくれる。

お子さんが乗る用のキッズカーはランボルギーニ「アヴェンタドール」だが、こちらもラリーカーイメージにラッピング。ホイールも塗り直してOZのステッカーを貼り、OZのホイールのように見せている。家族揃ってWRCのイメージで楽しめるようにDIYを駆使して作られているのだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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