GRヤリスの抽選に当たらず…ならば手元のスイスポで再現!
世界ラリー選手権(WRC)で2021年から2024年まで4年連続でマニュファクチャラー・チャンピオンを獲得しているトヨタ。2023年まで「GRヤリス」がまとっていた赤・白・黒のカラーリングをスズキ「スイフトスポーツ」で再現してしまった“らすのーちぇす”さんの愛車は、オーバーフェンダーやエアロパーツ、ライトポットにルーフダクトまで抜かりない仕上がり。しかもDIYカスタムとのこと。力作の詳細を聞いてみました。
外装パーツのフィッティングからラッピングまですべてDIY
イタリア製ホイールのOZといえば、ラリーでの活躍が印象深いブランド。2024年12月に行われたOZファンミーティングにスズキのZC32S型「スイフトスポーツ」で参加していた“らすのーちぇす”さんは、トヨタのラリーカーのイメージにモディファイした愛車でインパクト抜群だった。
聞けば、もともとWRCが好きでラリーカーに憧れていた。そこでトヨタ「GRヤリス」を購入しようと抽選に申し込むもなかなか当たらず……。ならば、今乗っているスイフトスポーツでやってしまえ! とDIYでここまで作り上げたのだという。
とくにWRCでのトヨタの2022年~2023年のGRヤリスのカラーリングが好きだとのことで、まずは汎用のオーバーフェンダーを装着。DIYでフィッティングしながら取り付けてワイドボディ化したうえで、ラッピングもすべてDIYで行った。スイフトスポーツでもカラーリングすればGRヤリスっぽくなるかな!? と心配だったそうだが、ご覧のように見事な仕上がりになっている。
他には外装だと、GTウイングはVW「シロッコ」用のアフターパーツを加工して装着。前後のバンパーはスイフトスポーツ用のTMスクエア製を装着。リップスポイラーとサイドステップは汎用品を取り付けている。ルーフダクトも自作で、WRCイメージを強くしているライトポットも自作。こちらはもちろん点灯可能になっている。
ラリー風味の決め手はOZ スーパーツーリズモWRC
組み合わせるホイールはOZのスーパーツーリズモWRC。サイズは前後とも17×7.0J 45だが、フロントは78mmのスペーサー、リアは50mmのスペーサーを組み合わせる。フロントのスペーサーは80mmにすると外にはみ出てしまうため、78mmが絶妙な設定なのだそうだ。
その一方、サスペンションまわりはなんとノーマルだ。エアロパーツで車高が下がっているように見えるが、じつはノーマルサスで車高もノーマル。乗り心地もノーマルの良さそのままである。
お子さんのアヴェンタドール・キッズカーも一緒にコーデ
車内はラリーカーのイメージにするためにドンガラ状態で、内装はもろもろ外されているが、子ども用シートを使って3名乗車も可能。家族3人でお出かけできるのだ。
シフトはシーケンシャルシフターで、前後の操作でシフトチェンジできるようになっていて、ラリーカーイメージを高めてくれる。
お子さんが乗る用のキッズカーはランボルギーニ「アヴェンタドール」だが、こちらもラリーカーイメージにラッピング。ホイールも塗り直してOZのステッカーを貼り、OZのホイールのように見せている。家族揃ってWRCのイメージで楽しめるようにDIYを駆使して作られているのだ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)
























































