フォレスターが全面リニューアル
2025年4月17日、すでに受注を開始していたスバルの新型「フォレスター」が発表されました。フォレスター伝統の高い悪路走破性に加え、ストロングハイブリッドやアイサイトXの搭載により、燃費性能や安全性も向上するなど見どころが満載です。
ライフスタイルに寄り添う新たなフォレスター
2025年4月3日より受注を開始したスバル6代目新型「フォレスター」が、同年4月17日に正式に発表された。フォレスターはスバル車の中でも国内外で最も販売台数の多いコアモデルで、「正統派SUV」としての進化が求められている。
新たに登場したフォレスターは、これまで追求してきた「どこにでも行けて、どんな場面でも使えるクルマ」という価値に加え、より幅広いユーザーの生活に密着できる新たな価値の提供を目指して開発された。堂々とした安心感のあるたたずまいにより乗員を守り、かつ安心してどこへでも行ける“The SUV”が商品コンセプトとなっている。
ボディサイズは、全長4655mm×全幅1830mm×全高1830mm、ホイールベースは2670mmだ。全長と全幅は先代モデルより15mm大きくなっているが、全高とホイールベースそして220mmという最低地上高は先代モデルを継承している。
振動・騒音対策を徹底し、快適な車内空間を実現
先代モデルにも採用されていた優れた操縦安定性と乗り心地を両立するスバルグローバルプラットフォームは、さらに進化を遂げている。「クロストレック」などで採用されているフルインナーフレーム構造をはじめ、構造用接着剤の適用範囲の拡大やサスペンション取付部の剛性向上などを採用することで、先代モデルを上回る高いレベルの動的質感を実現している。
さらに、ルーフパネルとブレースの間に、振動吸収性が高く、制振性に優れた高減衰マスチック(弾性接着剤)を採用することで、ルーフの共振による音を抑制。音の収束性を向上させることで、優れた乗り心地を実現。加えて防音材の最適化やフロントドアガラスの板厚を5mmにアップすることで、静粛性を向上させている。
デザインテーマは「Ready for Adventure〜いつでも冒険に出られる、頼れるGEAR〜」。外観デザインは、「量感と頑丈さの追求」をモチーフに、SUVらしいボリュームのある堂々としたプロポーションを実現している。

フロントビューは、グリルからヘッドランプへ続くしっかりとした軸を通じてワイド感を強調することで、強く頑丈なフロントマスクを演出し、堂々とした存在感を作り上げている。サイドビューは、たくましく張り出したフェンダーによる下半身の強さ、厚みを持たせたサイドウインドウ周辺部が走破性の高さと安心感を表現している。
リアビューはリアゲートの角度を立たせることで、5人乗車時のラゲッジ容量は484〜512Lを確保。さらに左右のコンボネーションランプをつなぐように高い位置に軸を配して、ロアボディの厚みとワイド感を強調している。



















































