クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • スバル新型「フォレスター」がストロングハイブリッドに加えてアイサイトXを搭載して「500万円以下」で登場! シートの座り心地も向上
CAR
share:

スバル新型「フォレスター」がストロングハイブリッドに加えてアイサイトXを搭載して「500万円以下」で登場! シートの座り心地も向上

投稿日:

TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: SUBARU

家族との距離を縮める室内空間の工夫

インテリアは、「SUVらしいタフで安心感のある室内空間」を目指してデザインされた。インストルメントパネルは、立体的な面構成を強調することで、「タフさがもたらす安心感」を表現。ドアへの造形を連続させることで、ワイドで広がり感のあるキャビンスペースを創出している。

センターパネルには大型の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを全車に標準装備し、先進性と上質感を表現している。またセンターコンソール上面の位置を高く設定し、包まれ感と上質感を表現するとともに、操作性も向上させている。

シートは構造を見直し、座り心地を高めたフロントシートを採用。仙骨を押さえて骨盤を支えることで、車体の揺れが頭部に伝わりにくくなっている。またサイドサポートを大きく長くすることで「守られ感」「包まれ感」を表現している。

さらに車両中央部のショルダーまわりのボリューム感を削り前後席間のアクセス性を高めることで、後席に座る子供などもよく見えるなどコミュニケーションが取りやすくなっているのが特徴だ。

大容量燃料タンクの効果でロングドライブが可能

搭載されているパワートレインは2種類。スポーツグレードには1.8L 水平対向4気筒ターボ“DIT”+CVT。そしてプレミアムとXブレークには新開発の2.5L水平対向4気筒エンジンとトランスアクスルを採用したe-BOXER・ストロングハイブリッドを搭載している。

ストロングハイブリッドはシリーズ・パラレル方式を採用。発電用と駆動用2つのモーターを備えて、状況に応じてエンジンとモーターを動力源として効率良く使用する。63Lという燃料タンク容量によりロングドライブが可能だ。

駆動方式は全モデル4WDを採用。1.8Lターボ車はアクティブトルクスプリットAWDを搭載し、制御をよりドライバーの感覚に近い素直な制御に刷新している。一方、ストロングハイブリッド車はプロペラシャフトを用いたメカニカル式のAWDを採用。後輪に適切な駆動力を伝達し、悪路での高い走破性と雪道などの滑りやすい路面での安定した走りを実現している。

運転支援機能は広角単眼カメラを採用し、機能、性能を進化させた最新のアイサイトを搭載。さらに、全グレードでドライバー異常時対応システムを採用し、体感的な振動などでドライバーに注意・警告を行い安全運転を支援する。

さらに、高度運転支援システムの「アイサイトX」をフォレスターとして初採用。自動車専用道路などのあらゆるシーンでドライバーの負担を軽減し、快適なロングドライブを実現している。さらに、エアバッグ展開領域をAピラー後方まで拡大し、万が一の衝突時に歩行者と頭部接触位置が異なるサイクリストも守る歩行者保護エアバッグを世界で初採用した。

車両本体価格は、1.8Lターボエンジンを搭載したスポーツが404万8000円〜。2.5Lストロングハイブリッドを搭載したプレミアムS:HEV EXが459万8000円(消費税込)となる。また全グレードでアイサイトXを標準装備したEXを選べるようになっている。

国産ミドルサイズSUVで高い悪路走破性と安全性を両立して定評のあったフォレスター。新型では燃費性能も向上したストロングハイブリッドも設定し、弱点がなくなっている。

AMWノミカタ

これまでスバル車は高い走行安定性と安全性が魅力であったが、燃費性能に物足りなさを感じるユーザーも多かった。しかし、ストロングハイブリッドの搭載により、従来スバル車のウィークポイントとされてきた燃費性能も大幅に向上した。ストロングハイブリッド車でありながら500万円以下という価格設定は、非常に高い競争力を有している。

12
すべて表示

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS