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イタリアのカロッツェリアが手掛けた日産車4選!いま見ても色褪せないデザインが魅力

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

日産マーチ

日産を代表するコンパクトカー(3ドアハッチバックモデル)であるマーチ。その初代モデルは、1981年の東京モーターショーにコンセプトカー「NX-018」として出展。その後、大規模な車名公募キャンペーンを経て、1982年に量産車として発売された。

飽きのこないスタイリング、経済的で扱いやすい基本性能、ファッショナブルなキャラクターで、行動的な女性を中心に人気を獲得したが、ボディデザインの原案を提供したのはジョルジェット・ジウジアーロだった。展示車(1985年式)のコレットは当時の最上級グレード「G」をベースにチェック柄のシートやフロント両席バニティミラーを備えたモデルで、よりオシャレなテイストがプラスされていた。

GT-R50 by イタルデザイン

GT-R50 by Italdesignは、2019年にGT-Rが50周年、2018年にイタルデザインが50周年を迎えることを記念して誕生したプロトタイプで、開発、設計、製造をイタルデザイン、内外装のデザインを日産デザイン・ヨーロッパと日産デザイン・アメリカが担当した。

最高出力720psを誇るエンジンは日産テクニカルセンターとNISMOが共同開発し、まさに総力を挙げる体制で完成させている。2018年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開。その後、オーナーの好みに合わせて1台1台テーラーメイドされた50台がイタルデザインによって仕立てられ、好事家のもとにデリバリーされた(展示車は2021年式)。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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