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軽自動車だけレース「東北660」が人気の理由とは?ドライバーとして参加する開催サーキット経営者が語る

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

リンクサーキット「軽自動車はトレンドになる」

リンクサーキットもドリフト、グリップを問わず人気があるコースだ。これまではほぼドリフトばかりで大会経験も豊富な大内さんだが、東北660の流行を聞き、「今後のトレンドになるだろう」と確信した。

ご自身も昔からスポーツ走行が大好きで、より深く知るには「自分で走るしかない」と考え、HA23アルトでマシンを製作して2021年から参戦を開始した。同年からリンクサーキットに東北660耐久レースが組み込まれた影響もあり、軽自動車で走るユーザーが飛躍的に増えているそうだ。

「サーキット走行は安くはないお金がかかる遊びです。ただし、軽自動車はマシンの製作費もランニングコストも安いうえ、クラッシュからの復活も普通車より容易にできます」と大内さん。

ただし、軽自動車だからといって侮るのは非常にリスキーだ。とくにロールケージやレーシングスーツなどの安全装備は、普通車と同じレベルで考えてほしいと話す。

リンクサーキットは、峠のように起伏が激しいコースだ。全開走行からのフルブレーキング、タイトなヘアピン、バンク、シケインとあらゆる要素が詰まっている。セッティングや腕を磨くのにも最適なコースなので、気になる人はぜひ遊びに行ってみてほしい。

最近は、走行割引券などが当たるガチャガチャを設置している。料金は1回500円でハズレなし。S賞は走行100%オフのチケットだ。

サザンとリンクの両サーキットはサポート体制も万全

サザンサーキットもリンクサーキットも、施設内に作業を行うファクトリーがあり、東北660仕様のレースカーを製作できる。また、リーズナブルな価格で車両を保管してくれるサービスもある。自宅に置き場がない人は、サーキットに預けておき、走る前にメンテナンスを依頼するのも良いだろう。

いずれも、問い合わせは各サーキットへ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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