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圧巻のファンネル丸見え! メルセデス専門店が本気でレストモッドした「W124 E500」の中身がヤバイ!!

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

E500のオリジナルの良さを極力活かしながら
機能と快適性は最新デバイスでアップデート!

時代の進化、とりわけ電子デバイスの進化は凄まじい。当時の電子制御技術を現代と比較すると、データ容量や処理速度の差はファミコンとプレイステーション5ほどの開きがある。そこで今回のレストモッドでは、5.0リッターV型8気筒エンジン本体はそのままに、トラブルが起きやすいデスビ(ディストリビューター:点火タイミングを管理する部品)を廃してアウディ用ダイレクトイグニッションコイルを移植。スロットルには8連電子制御スロットルを装着し、電動ウォーターポンプもセットした。これらをフルコンピューターの「LINK」で緻密に制御することで、オリジナルエンジンの良さを活かしながら快適性・燃費・動力性能をトータルで向上させている。

注目すべきはトランスミッションだ。本来オートマチックしか存在しないはずだが、「昭和の高級スポーツセダンはマニュアルの方が圧倒的に面白い」という中川代表の信念から、あえて3ペダルMT仕様に換装した。さらに、その操作ペダルはレーシングカーと同じ「チルトン・オルガン式ペダル」に変更されている。オルガン式ペダルはレーシーな演出だけでなく、操作コントロール性の高さが安定性の向上と疲労感の低減にも効果的とされており、最近では欧州高級車にも採用が広がっている手法だ。

サスペンションも大幅に見直された。フロントはエナペタル製ショック、リアはカーベーV3ショックを採用し、いずれも直巻きバネではなくエアサス(エアサスペンション)仕様とした。乗り心地とフォルムの両立を図るための選択だ。

ホイールは当時のメルセデスの定番、AMGディッシュをベースにリバレル(リム加工)を施し、当時の17インチから現代の19インチへとサイズアップ。大容量キャリパー&ローターを装着してもクリアランスを確保できるよう、オフセット調整も行っている。

エクステリアについては「手を加えないのが主義」と中川代表は語る。メルセデス・ベンツ500Eならではのワイドフェンダーのシルエットは、数あるメルセデス・ベンツシリーズの中で最もカッコいいと確信しているからこそ、外観は純正のまま・中身だけを最新技術でまるごと入れ替えるというスタイルを徹底した。

購入から3年半、ボロボロだった1台をここまで仕上げた中川代表。しかし「まだまだやりたいことがある」と話し、今後は電動パワーステアリングと電動エアコンの取り付けも検討中とのことだ。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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