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東京〜大阪500km走破! マツダ「CX-60」驚異の実燃費と気になる乗り心地

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)、増田貴広(MASUDA Takahiro)

  • マツダ CX-60:東名高速道路をスムースに駆け抜ける。東京から大阪へ向けた500kmの旅
  • マツダ CX-60:リアのスタビライザーを廃止するなど、足回りを熟成させた2025年モデル
  • マツダ CX-60:直6ディーゼルの豊かなトルクを生かし、高速道路をスムースに駆け抜ける
  • マツダ CX-60:1.9tの巨体を感じさせない、トルクフルで軽快な身のこなしを披露する
  • マツダ CX-60:自然に足を伸ばして操作できるペダル配置。疲労の少ないドラポジがとれる
  • マツダ CX-60:後部座席の居住性は高いが、ギャップ通過時の突き上げ感にはやや課題が残る
  • マツダ CX-60:夕闇の街並みにも映える流麗なデザイン。大柄なボディだが視界は良好だ
  • 目的地のインテックス大阪に到着!
  • マツダ CX-60:視認性の高いフル液晶メーター。ビギナーや中高年にもありがたい配慮だ
  • マツダ CX-60:堂々としたフロントフェイス。FRらしいロングノーズが特徴的だ
  • マツダ CX-60:どっしりとしたリアビュー。直進安定性も高く高速道路での安心感は抜群
  • マツダ CX-60:大径アルミホイールを装着。バネ下重量の軽減が今後の乗り心地改善の鍵か
  • マツダ CX-60:タンカラーのレザーが上質な空間を演出する、横基調で広々としたコクピット
  • マツダ CX-60:3.3Lの直6ディーゼルエンジン。ディーゼルとは思えない静粛性が魅力だ
  • マツダ CX-60:フロントミッドシップ気味に縦置き搭載された、マツダこだわりの直列6気筒
  • マツダ CX-60:ホールド性も良く、骨格やウレタンの硬さも適切に造り込まれたシート
  • マツダ CX-60:上質な仕立てのリアシート。今後のマイナーチェンジでの乗り心地改善に期待
  • マツダ CX-60:トノカバー付きのラゲッジスペース。目隠しができるため防犯面でも安心だ
  • マツダ CX-60:開口部も広くフラットで使いやすい荷室。日常の買い物からレジャーまで活躍
  • マツダ CX-60:リアシートを倒せば長尺物も積載できる、広大でフラットな空間が出現する
  • マツダ CX-60:後部座席用のエアコン吹き出し口と電源を完備。同乗者の快適性も配慮
  • マツダ CX-60:マツダ自慢のトルコンレス8速AT。変速ショックも少なく滑らかな発進が可能
  • マツダ CX-60:不自然さのないペダルレイアウト。オルガン式アクセルペダルも使いやすい。基本を大事にするマツダの姿勢が窺える
  • マツダ CX-60:物理スイッチを残した空調パネル。運転中でも迷わずに操作できるのが嬉しい
  • マツダ CX-60:走行モードをスポーツに切り替えると、メーターが赤く染まり走りの気分を高める
  • マツダ CX-60:ドアトリムにも上質な素材を使用。大きく開くドアで乗り降りもスムースだ。サイドシルがドアの内側にあり、悪路走行後でも汚れにくいところがSUVらしい特徴だ
  • マツダ CX-60:手元で直感的にエアコンやナビなどの操作ができるコマンダー。ブラインドタッチも容易に行える

FRレイアウトにこだわるマツダのミッドサイズSUV

マツダは、実はFRという駆動方式に長きにわたりこだわりを持ってきた会社です。歴代RX-7にRX-8、そしてロードスターとFRスポーツとFRのハンドリングを磨き上げてきて、高い評価を受けてきました。そのマツダがミッドサイズSUVを作るにあたり、直列6気筒エンジンを縦置きに積むFRベースのプラットフォームを選んだのは必然であり、当然であり、冒険だったともいえるわけです。それだけに渾身のミッドサイズSUV、CX-60には以前から興味がありました。2025年2月にはマイナーチェンジを敢行しました。前後ショックアブソーバーの減衰力特性の見直しや、リアのスタビライザーを取り外すなどして、乗り心地・操縦安定性の向上を図った2025年モデルのCX-60に、大阪オートメッセ2026の開催に合わせ、東京から大阪までロング試乗して来ました。

視界が良好で最適なドライビングポジションが確保できる

乗ってみてすぐに感じたのは視界がいいこと。車体は大きく、車重も1.9tと重いが、視界がいいクルマは運転しやすい。センターディスプレイはともかく、アクティブ ドライビング ディスプレイなどメーター類の視認性もいいし、こうした点はビギナーにも中高年にもありがたい配慮だ。

縦置きエンジンと可能なかぎりコンパクトにしたトランスミッションのおかげで、足元が広く、ペダルレイアウトに不自然さがないため、自然に足を伸ばしてペダル操作ができ、ドライビングポジションは良好。シートもよくできている。スポーツシートではないが、ホールド性も悪くなく、シートの骨格や取り付けの剛性、ウレタンやスプリングの硬さなども適切で、けっこうコストをかけているのがわかる。ペダルの操作感なども優れているし、クルマの基本を大事にしているところは好感が持てた。

ディーゼルと感じさせないスムースさを持つ3.3L直6エンジン

プッシュスタートボタンを押すと一瞬でエンジンがかかり、排気量3.3Lのディーゼルであることを意識させないほど音が静か。直列6気筒の長所を生かし、振動もなく非常にスムースな回転だ。マツダ自慢のトルコンレス8速ATのおかげもあって、滑らかな発進が可能。半クラッチ領域の制御も上手で、変速ショックも少なく、変速タイミングを含め、なかなかよくできたミッションだと思う。また、信号待ちなどでi-stopが作動したとき、アクセルペダルを踏み込むと即座にエンジンが始動するため、セルモーターを一瞬ブルっと動かす一般的なアイドルストップのようなストレスを感じさせない。

550Nmの最大トルクを1500〜2400rpmで発生させるエンジンは、1.9tの車重に対しても十分な力強さを持っていて、レスポンスも動力性能も申し分ない。走行中、ほとんどの時間、回転数は1500〜2400rpmの間に保たれていて、あえて3.3Lにしたことで、常用回転数を低く抑え、走りの良さと燃費、環境性能を高次元でバランスさせていることは、CX-60の大きなメリットといっていいだろう。

新東名を走っているときも、こまめにコースティングモードになっていて、タコメーターがゼロ(エンジンが完全停止)している瞬間がたびたびあった。これらによって燃費は良好で、東京〜大阪間、およそ500kmで、平均燃費は17.7km/Lだった。

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