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新型フェラーリ「アマルフィ スパイダー」日本初公開! 背反するふたつの顔を持つ最新フェラーリGTを徹底解説!!

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TEXT: AMW 小檜山耕平(KOHIYAMA Kohei)  PHOTO: AMW 小檜山耕平(KOHIYAMA Kohei)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:発表会でお披露目された車両のボディーカラーVerde Costiera(ヴェルデ・コスティエラ)はアマルフィシリーズから導入された新色である
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:ステアリングホールには物理ボタンを採用している
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:センターに配置された10.25インチのタッチスクリーンや、センターコンソールの物理スイッチがドライバーの直感的な操作を助ける
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:助手席もコックピットのようなデザインになっている、気分は副操縦士といったところだろうか
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:8.8インチの助手席用ディスプレイでコ・ドライバーもエンジンの高鳴りを楽しむことができる
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:フラットなセンターコンソールを備える
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:曲線的なボディラインと直線的なヘッドライトが共存する
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:シートにはボディカラーと同調した跳ね馬の刺繍があしらわれている
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:リアシート背面に内蔵された電動風防デバイス(ウインドディフレクター)
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:オープン状態でも違和感のないサイドビューが美しい
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:クローズ時のサイドビューはもはやクーペとの見分けがつかないほど自然だ
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:先代の意匠からよりシャープな印象になったヘッドライト
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:ヘッドライトがシャープになっても、その独特な存在感は健在だ
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:電子制御ブレーキシステム(ブレーキ・バイ・ワイヤ)と高度なABSシステム「ABS Evo」を組み合わせた新システムにより、200km/hからの制動距離は先代比10メートル短縮の119.5メートルを実現した
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:640psを発揮するV8ツインターボエンジン
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:エンジンカバーにはシャシー番号が刻まれたプレートが付属する
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:テールライトは先代の特徴的なデザインを受け継いだ
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:リアに3段階可変のアクティブウイングを搭載している
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:左右2本の計4本からなるマフラーは先代同様だ
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:シンプルなデザインの中に空力に対する工夫が凝らされている
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:カーボン地がスポーティーさを匂わせる良いアクセントになっている
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:先代に比べてカーボン柄の部分が減ったフロント部分
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:インテリアは場所ごとに異なる生地の質感や色味で飽きのこないデザインとなっている
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:フェラーリ・ジャパン代表取締役社長のドナート・ロマニエッロ氏(写真右)とフェラーリのプロダクト マーケティングマネージャー、マッティア・メッジョリン氏(写真左)
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:フェラーリ プロダクトマーケティングマネージャーのマッティア・メッジョリン氏
  • フェラーリ アマルフィ スパイダー:先代に比べスッキリとしたデザインに変貌を遂げた印象をうける

新型フェラーリ「アマルフィ スパイダー」徹底解説! V8ツインターボ640psの新型オープンモデルの実力とは…!?

2026年3月24日、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京でフェラーリ「アマルフィ スパイダー」のジャパンプレミアが開催されました。プレゼンテーションを担当したフェラーリのプロダクト マーケティングマネージャー、マッティア・メッジョリン氏が語ったのは、先代「ローマ スパイダー」からの大幅な進化です。最高出力640psを誇るV8ツインターボ、制動距離を先代比10メートル短縮した新ブレーキシステム、物理ボタンが復活したインテリアなど、走りから快適性まであらゆる面で磨き上げられています。いったい何がどう変わったのか、アマルフィ スパイダーの進化点を詳しくレポートします。

640psにパワーアップしたV8ツインターボエンジンと新ブレーキシステムで走りが劇的に進化!

2026年3月24日、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で、新型フェラーリ「アマルフィ スパイダー」のジャパンプレミアが開催された。プロダクトプレゼンテーションに登壇したフェラーリ プロダクト マーケティングマネージャーのマッティア・メッジョリン氏が、先代ローマ スパイダーからの進化を詳しく語った。エンジン、ブレーキ、インテリアと、変更点は多岐にわたる。

エンジンは先代「ローマ スパイダー」と同じ3,855cc・V8ツインターボを搭載するが、今回の進化はその中身にある。2基のターボを独立制御する新しい制御マップにより、最大タービン回転数は171,000rpmに到達した。各気筒列(シリンダーバンク)に専用の圧力センサーを追加したことで、アクセルを踏んだ瞬間のレスポンスも鋭くなっている。軽量カムシャフトの採用などでカムシャフトは4本で計1.3kg、エンジンブロックも再設計され約1kgの軽量化が図られている。

最高出力は先代比20ps増しの640psを実現。0〜100km/hは3.3秒、最高速度は320km/hに達する。このパワーと軽量化によって乾燥重量ベースのパワーウェイトレシオ(車重と出力の比)は、クラス最高水準の2.42kg/psとなっている。

制動性能も大きく進化した。電子制御ブレーキシステム(ブレーキ・バイ・ワイヤ)と高度なABSシステム「ABS Evo」を組み合わせた新システムにより、200km/hからの制動距離は先代比10メートル短縮の119.5メートルを実現した。ペダルストロークが短く、踏んだ分だけ素直に応えるフィールは、ドライバーとクルマの一体感を高める。

また、フェラーリ特有の走行モード切替スイッチ「マネッティーノ」にも変更が加えられている。ウェット・コンフォート・スポーツ・レース・ESCオフ(WET/COMFORT/SPORT/RACE/ESC OFF)を切り替える際、カチカチという明確な金属的なクリック音と抵抗を与えているが、5ポジション制はそのままに、スポーツとレースは先代ローマ スパイダーよりもオーバーステア傾向が強くなり、より刺激的なセッティング方向へ振られている。一方で各モード間のつながりは滑らかになり、街乗りでの扱いやすさも増した。

空力面ではリアに3段階可変のアクティブウイングを搭載し、250km/h時に最大110kgのダウンフォースを発生させる。オープン時でもボディ各部の空力デバイスによって、高効率な空力性能が維持される。

走行中にも操作可能なZフォールド機構を採用したソフトトップと電動ウインドディフレクターで快適性確保!

スパイダー特有の性能として注目したいのが、Z字型に折り畳む「Zフォールド機構」を採用したソフトトップだ。開閉はわずか13.5秒で完了し、60km/h以下の走行中でも操作できる。収納時の厚さは220mmと極めてコンパクトで、荷室容量はルーフクローズ時で255L、オープン時でも172Lを確保している。一般的なLサイズのスーツケース(約100L)と中型のボストンバッグを積んでもなお余裕があり、週末の旅行にも十分対応できる容量だ。

5層構造のファブリックは、格納式ハードトップと同等の遮音性・断熱性を実現した。開閉状態にかかわらず、キャビンの快適性は高い水準に保たれる。オープン走行時の風の巻き込みに対しては、リアシート背面に内蔵された電動風防デバイス(ウインドディフレクター)が対応する。ボタン操作で展開し、最大170km/hまで使用可能で、キャビン内の乱流を効果的に抑制する。

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