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まるで移動する趣味の部屋! トヨタ「ハイエース」ベースの最新キャンパーを紹介

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

  • トヨタ ハイエース:運転席の後ろにはギャレーがセットされている。ヴィンテージの質感やレトロな雰囲気を演出するウッド素材が魅力的だ
  • トヨタ ハイエース:趣味やレジャーのアイテムを整理して積み込めるため、まさに「隠れ家」として自分好みにアレンジできる
  • トヨタ ハイエース:車内後方には、ゆったりとした左右ベンチスタイルのコの字型ダイネット兼ベッドルームをレイアウトしている
  • トヨタ ハイエース:横掛けソファを採用しており、車内を広々と使うことができる。移動できる趣味の部屋にふさわしい空間だ
  • トヨタ ハイエース:天井には100V対応のライティングレールを備えており、家で使っているお気に入りの照明などを取り付けることができる
  • トヨタ ハイエース:運転席側のリアスライドドアを開けると、まるでガレージを思わせるストレージボックスが出現する
  • トヨタ ハイエース:野外でのDIYや自転車いじり、メンテナンスなど、アイデア次第で思うがままに活用できるシステムラックを搭載している
  • トヨタ ハイエース:リアゲートを開けた状態。断熱処理や防音処理もしっかりと施されており、静かで快適な車中泊を実現している
  • トヨタ ハイエース:フロントシートにも内装のテイストに合わせたシートカバーが装着されており、車内全体で統一感のある仕上がりとなっている
  • トヨタ ハイエース:バンライフのテイストを日本の事情に合わせて取り入れており、日常使いから週末のレジャーまで幅広く活躍する
  • トヨタ ハイエース:かーいんてりあ高橋が手がける「リラックスワゴン カクカク」。自走式立体駐車場にも入庫可能なトヨタ「ハイエース」標準ボディがベースだ
  • トヨタ ハイエース:テーブルを外すだけの簡単な作業で、大人2人がゆったりと寝られる広大なベッド(1800mm×1500mm)を展開できる

立体駐車場もOK! トヨタ「ハイエース」標準ボディの本格バンライフ仕様

クルマを単なる移動手段ではなく生活や旅の拠点とする「バンライフ」が、日本でも大きなムーブメントとなっています。しかし、欧米のようにDIYで長期滞在用の車両を製作するのはハードルが高いのも事実です。そこで今回は、老舗ビルダー「かーいんてりあ高橋」が日本の事情に合わせて製作した、トヨタ「ハイエース」ベースの最新モデル「リラックスワゴン カクカク」をご紹介いたします。

世界的に広がる「バンライフ」のカルチャーと日本の事情

「VAN LIFE(バンライフ)」とは、クルマを移動「手段」としてだけではなく、移動「拠点」と考え、旅をしながら仕事や生活を行っていくスタイルのこと。場所や時間にとらわれず、自由なライフスタイルを送るこのムーブメントは、欧米、とくにアメリカを中心に話題を集めている。世界的には若年層のみならず中高年にも注目されており、インターネット上でもインスタグラムを中心に、世界中のバンライフを楽しむ人々がそのライフスタイルをシェアし合っている光景を確認できる。

バンライフの広がりにより、かつてはバックパッカーと並んで節約旅行者の手段と考えられていた車中泊旅も、「洒落ていて自由なスタイル」へと世界的にイメージが変わりつつある。とはいえ、バンライフで使われるクルマのほとんどはDIYで架装されており、ナチュラルで温かい印象を与えるため、加工のしやすい木材を使用した内装であることが多い。

こうしたバンライフのカルチャーは現在、日本にも広がりつつある。しかし、欧米とはさまざまな事情が異なることもあり、DIYで内装を加工したバンを使い、長期の生活を行うことはいろいろと難しい。そこで、日本独自の視点やアイデアでバンライフのスタイルを取り入れたキャンピングカービルダーが次々と登場している。

コンセプトは移動できる趣味の部屋! 日常使いも可能なサイズ感

長野県に拠点を持ち、トヨタ「ハイエース」ベースのバンコン製作を数多く行っている「かーいんてりあ高橋」もそうしたビルダーのひとつ。とくに同社が手がける「リラックスワゴン カクカク」は、バンライフにヒントを得て製作された代表的なモデルとなっている。このシリーズのコンセプトは「移動できる趣味の部屋・隠れ家」となっており、バンライフの「拠点」という観点を、キャンプやアウトドアを中心とした「レジャー」に落とし込むかたちで製作されている。

ベース車両には、マンションなどの自走式立体駐車場や地下駐車場にも入庫可能な、トヨタ「ハイエース」標準ボディのナローサイズと呼ばれるタイプを使っている。内装はバンライフらしく、ヴィンテージの質感やレトロな雰囲気を演出するためにウッド素材がふんだんに使われているのが特徴だ。

もちろん雰囲気だけではなく、レジャーや車中泊を楽しむための快適なキャンパー装備、使い勝手に優れたファニチャーも数多く設置されている。そして何より、趣味やレジャーを存分に楽しむべく、さまざまなアイテムを整理して積み込むことができる収納スペースもしっかりと確保されたモデルとなっていることにも注目したい。

簡単ベッドメイクと水で汚れが落ちるシートで快適な車中泊を実現

運転席の後ろにギャレーをセットし、後方にはゆったりとした左右ベンチスタイルのコの字型ダイネット兼ベッドルームをレイアウト。背もたれ付きロングシートで構成されており、テーブルを外すだけの作業でベッドメイクができる簡単さも魅力的だ。なお、ベッドサイズは1800mm×1500mmで、大人2人ならゆったりと寝られるスペースを確保している。

さらに見逃せないのが、このシート生地に「アクアクリーンテクノロジー」が採用されている点だ。わずかな水を含ませるだけで、ワインやソース、泥などのガンコな汚れも簡単に落とすことができるため、アウトドアでのラフな使用や車内での食事でも気を遣わずにくつろぐことができる。

電源には200Ahリチウムイオンバッテリーと1500Wインバーター、160Wのフレキシブルソーラーパネルを確保。さらに壁面埋め込みクーラー、ベバスト製FFヒーター、鏡付きのフロントシンク、埋め込み式49L冷蔵庫も標準装備する。

この「リラックスワゴン カクカク」は、オーナーの趣味やライフスタイルに合わせて、さまざまなアレンジが可能な設計となっている。後部の窓パネルには、フックやマグネットを取り付けられる「まぐねっぴー」という専用パネルを設置。お気に入りの写真を貼ったり、小物を吊るしたりと、マグネットボードとして自在に壁面をアレンジできる。また、天井には100V対応のライティングレールを備えており、家で使っているお気に入りの照明やプロジェクターなどを取り付けることができる。

豊富な標準装備とアレンジ自在な「リラックスワゴン カクカク」

また、今回撮影させてもらったデモ車では、運転席側のリアスライドドアを開けると、まるでガレージを思わせるストレージボックスが出現。野外でのDIYやバイク、自転車いじり、メンテナンス、さらには職人系の仕事など、アイデア次第で思うがままに活用することが可能なシステムラックも搭載していた。

多彩なアレンジによってマルチパーパスに使える「リラックスワゴン カクカク」。その特徴は、考え抜かれた設計にある。断熱機能はもちろんのこと、天井に当たる雨音が静かなのも特徴だ。さらに、女性でも楽にできるベッドメイク、そして車内が広々と使える横掛けソファと、まさに多目的にシーンを選ばず便利に活躍する1台だ。

価格は、専用ギャレー、テーブル、遮光カーテン、ベバスト製FFヒーター、49L冷蔵庫、フリップダウンモニター、外部充電システム、1500Wインバーター、フレキシブルソーラーパネル160W、リチウムイオンバッテリー200Ah、CTEKサブバッテリー昇圧走行充電システム、各種LED照明、ライティングレール、背もたれ付き二の字型ソファベッド、家庭照明用シーリングアダプター、まぐねっぴー2セット(4枚)、カセットガスコンロなどが標準装備されたモデルが、720万5000円(ベース車両価格込み)から用意されている。

■かーいんてりあ高橋

https://car-taka.com/lineup/kakukaku/

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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