人気のAMGラインパッケージを標準化し、戦略的価格実現の勝算とは!
メルセデス・ベンツ日本がプレミアムミドルサイズSUV「GLC」シリーズに、新グレード「GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG)」およびクーペモデルを追加し、販売を開始しました。従来は有償オプションだった人気の「AMGラインパッケージ」を標準装備としながら、戦略的な価格設定を実現。よりスポーティに進化した内外装の魅力をご紹介いたします。
AMGラインパッケージを標準装備し、よりスポーティな外観
GLCは2016年にSUV、2017年にクーペが日本市場に導入され、スタイリッシュなデザインと扱いやすいボディサイズ、安全性の高さが評価されてきたモデルだ。2020年および2021年にはメルセデス・ベンツのSUVとして世界販売台数1位を記録し、2025年の日本における外国メーカー車登録台数では4位、ミドルサイズSUVとしては首位を獲得している。
今回追加されたSportsグレードの最大の特徴は、従来は有償オプションのAMGラインパッケージを標準装備化で、AMGラインエクステリアや20インチAMGアルミホイールが採用され、より力強く精悍な外観を実現。クーペモデルではボディ同色ホイールアーチやワイドホイールアーチも標準装備された。
リアルウッドとスポーツシートが彩る上質なインテリア
インテリアにおいてもAMGラインインテリアを標準化し、スポーツシートやナッパレザーの本革巻スポーツステアリングを採用。リアルウッドのアンスラサイトライムウッドトリムを組み合わせ、スポーティさと高級感を両立。加えて、後席左右にシートヒーターを標準装備し、後席乗員の快適性を高めた点にも注目だ。
パワートレインには、2L直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジンのOM654Mを搭載。同ユニットは最高出力197ps、最大トルク440Nmを発生する。さらにISG(Integrated Starter Generator)を組み合わせることで、最大23ps、205Nmのブーストが可能となり、スムースな加速と燃費性能の向上を実現。
トランスミッションは9速AT「9G-TRONIC」を採用し、エンジン回転数を抑え、エネルギー効率と快適性を向上。駆動方式は四輪駆動の4MATICで、前後トルク配分は45:55で、悪路から高速走行まで安定した走行性能を発揮する。
車両本体価格は「GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG)」が920万円、「GLC 220 d 4MATIC Coupé Sports(ISG)」が950万円となる。

【AMWノミカタ】
メルセデスAMGのGLC43 4MATICに「Edition Night Carbon」という限定車を先日発表したばかりだが、今回は人気のGLCに新たなラインアップモデルとして「GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG)」および「GLC 220 d 4MATIC Coupé Sports(ISG)」を追加した。
特徴はAMGラインエクステリアとAMGラインインテリアを標準装備した点で、標準モデルの「Core」に比べてグッとスポーティさが増している。AMGラインエクステリアでは無数の小さなスリーポインテッドスターを敷き詰めたスターパターングリルと、大きなエアインテークが配されたバンパーに変更される点がボディデザイン上の違いとなる。
またAMGラインインテリアはDシェイプステアリングやスポーツペダルが採用されるほか、シートデザインの変更、そしてトリムもシルバーグレーダイヤモンドから本物の木材を使ったアンスラサイトライムウッドトリムに変更となる。
とある中古車サイトでここ2年に販売されたGLCについて調べてみたところ、実に70%近くの車両にAMGラインが装着されていた。今回の両モデルの導入は、220dと350eの間の市場を狙うというよりも、人気オプションのパッケージ化で、顧客の選択の手間を省くというマーケット戦略に感じる。

















































